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70年代から80年代にかけ人気を博した歌姫、ジェニファー・ウォーンズが17年振りとなる新作スタジオ・アルバムをリリース!

2018.06.01 05:00

ここ日本では映画『愛と青春の旅立ち』の主題歌であり、ジョー・コッカーとのデュエットである「Up Where We Belong」、そして映画『ダーティ・ダンシング』の主題歌であるビル・メドレーとのデュエット、「(I've Had) The Time of My Life」で知られるアメリカの女性シンガー、ジェニファー・ウォーンズ。1960年代後半から活動しているものの、寡作なアーティストとしても知られている彼女が、実に17年振りとなる新作スタジオ・アルバムをリリースします!

“歌うために戻ってきた”と語るジェニファー・ウォーンズ。

その待望の新作となる『ANOTHER PLACE, ANOTHER TIME』には、ロサンゼルスからオースティンまで、長年の友人を含む多くの一流ミュージシャンが参加しています。彼女のバックには、ギターの名手、ディーン・パークス(スティーリー・ダン、ボブ・ディラン等)、ベーシストのエイブ・ラボリエル(アル・ジャロウ、ジョージ・ベンソン)、ペダル・スティールの匠、グレッグ・ライズ(k.d.ラング、エリック・クラプトン)、ドラマーのヴィニー・カリウタ(フランク・ザッパ、スティング)、さらにパーカッショニストのレニー・カストロ(スティーリー・ダン、TOTO)、バック・コーラスにはブロンディ・チャップリン(ブライアン・ウィルソン、ローリング・ストーンズ)、そしてブルース・ギタリストのソニー・ランドレスなどなど、錚々たるヴェテラン陣が名を連ねているのです。


アルバムのレコーディングは、テキサス州オースティンで行われ、彼女と長年の友人でもあるロスコー・ベックが共同プロデュースを務めています。ロスコーは、レナード・コーエンのバンド・メンバー、そしてミュージカル・ディレクターでもあった人物ですが、ジェニファーもまた、レナードの近しい友人であり、コラボレーションを幾度も行っていました。ちなみに彼女は、1987年、レナード・コーエンへのトリビュート・アルバム『FAMOUS BLUE RAINCOAT』をリリースし、各方面から絶賛を集めましたが、この作品もまた、ロスコ―が共同プロデューサーを務めいていたのです。


本作『ANOTHER PLACE, ANOTHER TIME』には、幅広いジャンルから選りすぐった名曲のカヴァーが収録されています。その範囲は、パール・ジャム(「Just Breathe」)からマーク・ノップラー(「Why Worry」)、ジョン・レジェンド、テデスキ・トラックス・バンド、ウォーレン・ハインズ、ロニー・ジョンソン、レニー・カストロまで!彼女は、ロスコーとともに、30から50曲に亘る候補の中から、アルバムの為にカヴァーする曲を選んだそう。「レナードと長く一緒に居すぎたかも知れない」その点について彼女はそう語っています。「レナードは、心を目がけた曲を作っていた。私は、ここにある曲を、より実践的で実用的に感じられるものにしたかった。特にこの不安定な時代にはね」

常にオープンな心で音楽を作り続け、自身のエモーションや愛を作品を通して表現することを恐れない、ジェニファー・ウォーンズ。彼女が作り出す作品の音質の高さもまた、オーディオ・ファンの間で評価されている。歌うためにシーンへと戻って来たと語る彼女が、長年の友人たちに囲まれて作り上げたソング・アルバム『ANOTHER TIME, ANOTHER PLACE』は、この不安定な時代に癒しを聴くものにもたらしてくれるでしょう。

『ANOTHER PLACE, ANOTHER TIME』は輸入盤で6月1日発売です!


『ANOTHER PLACE, ANOTHER TIME』

品番: 5053-835805

発売日: 2018/06/01


【収録曲】

01. Just Breathe 

02. Tomorrow Night

03. Once I Was Loved

04. So Sad

05. I See Your Face Before Me

06. I Am The Big Easy

07. The Boys And Me

08. Back Where I Started

09. Freedom

10. Why Worry


【ジェニファー・ウォーンズ アーティストページ】