赤い竜

赤い竜、赤き竜（Great red dragon that old serpent, called the Devil, and Satan ）

新約聖書「ヨハネの黙示録」十二章及び十三章に記されている竜のこと。

ケルト伝承のものとは関係ない。

エデンの園の蛇の化身であると同時にサタンが竜となった姿。またサタンの化身とも言われている。

姿は炎のように赤く、頭が七つで十本の角があり、その頭には七つの官売りを被っているとされ、頭には神を冒涜する様々な名があった。

この竜は世界の終りの空に現れ、人を惑わす。

長大な尾は天の星の三分の一をひっかけて地面に落とした。やがて天に戦いが起きると竜はしその眷属を引き連れて大天使ミカエルやその部下たちと戦うが敗北した。

そしてその眷属とともに地上へ投げ落とされた。

以来西洋世界における、赤い竜の眷属であるドラゴンは邪悪の化身と考えられている。