塩田バレエスタジオ Shiota Ballet Studio

難しそうに見えるけれど

2023.04.23 03:59

昨日のこと。

初等科の生徒さん。

「先生、なんか、急に難しくなっていない?」


4月になって、初等科Bさんに上がった生徒さん。(うちのBさんは2年目という感じで、まだまだ、バレエ始めたばかりのパの練習をしております。)


Cさんは、ほぼ0の状態からの6歳(以上)なので、かなりゆっくりのペースでレッスンをすすめますが、Bさんは、下地があるので、ペースが早く感じるのかもしれません。


「いやいや全然。ここは横はこの間うちやっていた(Bになって習った動き)パでしょ?それを前に(単発では、練習済み)するだけよ。この部分はCさんの時にやっていた事だからできるよねー。最後も、横ならCさんでよくやってた事を前にすれば(一個ずつなら、練習済み)。。。できたでしょ!」


あ!本当だ。

という顔。でも、前にすると、ポール・ド・ブラ(での動き)も変わるので、そこが少し大変そうで。


おしい!手が反対!


それでも、足先も膝も伸びていて、大丈夫!

手の位置も下ろし方も良いのだけれど、本当におしい!手が反対なだけでした。


真面目な子なので

「家で練習してくる」


次回までにはできる様になっているはず。


ただ、ここで頭をよぎるのは、


「同じ方ばかり練習しない。」


という愛さんの言葉。

苦手な方を何回か多くならば良いのだけれど、ケガや側湾症の要因になってしまう可能性があります。


特に踊りは振付に偏りが多いから、きをつけないといけません。


練習すると聞いた時に助言してあげた方が良かったかな?もう、わかっているかな?

でも、家で練習してくる!

って嬉しい事を言ってくれたので、少し幸せ。