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WUNDERKAMMER

青手

2018.06.01 14:23

小さいとき、田舎の祖父の家によく遊びに行っていた。

いつも祖父の畑仕事についてってた。

祖父の畑のそばには、周囲の畑の持ち主共同のトイレがあったの覚えてる。

子どもの俺はイレギュラーに便意をもよおしていたため、畑のそれは非常にありがたかった。

だがそこを使うとき、祖父がいつもこう言っていた。

「あの便所には青手がおる。下からぬっと出てきて、ちんちんを引っ張って下に引きずり込もうとする。でも、下をずっと見ていれば絶対に出てくることはない。

だから、絶対に最後まで便器の中を見とくんやぞ」

青手とは妖怪の一種みたいなものだろうか?

こんなことを、祖父は何度も何度も真剣な顔で言うものだから、

小さかった俺はトイレをしている最中、一切下から目を離すことはなかったw当たり前だw

いま考えると、ずっと下を見ていたところで何の意味があるのだろうwてか青手ってなんだ?!

そもそも、外でトイレするのがよっぽど嫌だったのか、わざわざ怖い思いしてw

怖がらせようと必氏な祖父が懐かしい・・・


78 :本当にあった怖い名無し:2009/10/12(月) 01:50:27 ID:nNE7NLo3O

>>69

そのトイレがボットン便所だったとしたらなんだけど、

妖怪とかの話で怖がらせて便器に注目=誤って便器に落ちないように注意させる為なんじゃない?

危ないから出来るだけ使用させない様にしたかったとか。


83 :本当にあった怖い名無し:2009/10/12(月) 10:45:01 ID:GTRhtwSzO

>>78

そもそも青手なんて出ない。

祖父の目的は、


¨頭上¨に現れる恐ろしい¨何か¨を見せないために必死だった。