損益算の小テストの肝。
2018.06.01 15:02
来週の小テストに出題される損益算の
習得事項の肝について少々解説をします。
来週の小テストは、必ず割合を合成しなければ
解けない問題を出題していきます。
「原価の2割の利益を見込んで定価をつけたが、
さらに定価の1割り増しの値段で売った。
仕入れ値に対する利益の割合を求めましょう。」
とか、
「原価の3割の利益を見込んで定価をつけたが、
定価の1割引の値段で売った。
仕入れ値に対する利益の割合を求めましょう。」
とか。
前者は、定価が1.2なので、
1.2×1.1=1.32より、1.32-1=0.32が解答です。
後者は、定価が1.3なので、
1.3×0.9=1.17より、1.17-1=0.17が解答です。
割増と割引を理解することはもちろん、
しっかり元にする数が切り替わった際に
合成を行って割合を算出できるかという点を中心に聞く問題を
数問出題していく予定です。
何度か解いていると、
”定価の何割増、何割引”の感覚が
つかめてくるものと思いますので、
しっかり対策を行うようにしてみてくださいね。