結局は、熱量。
先日、佐藤ねじさんと当社メンバーでブレストをしました。
その際におっしゃっていて、改めて自分が再認識したことについて書きたいと思います。
それは、「結局は熱量」ということ。
言い換えれば、「情熱」みたいな言葉かもしれません。
事業やサービスをやる際に、
経営視点で損益分岐点の見通しをつけたり、
マーケティング観点で価値創造をしたり、
KGIにKPIだ、戦略からの戦術だ、を概念づけたり、
顧客視点で求められているか検討したり、
営業目線で販売トークを検討したり、
エンジニア目線で創れるか検討したり、
サポート視点でどう助けるか検討したりします。
マネジメントや組織でも、
理念やビジョンを定義して決めたり、
自律を促して自発的に行動するよう検討したり、
わかりやすい指示をロジカルに行うよう検討したり、
成長のために厳しいことを言ったり、
部下(メンバー)に言い過ぎたかなって少し気にしたり。
アイディアベースで沢山案出しを行ったり、
斬新なアイディアも出てきたりして、
それは面白いとか無理そうとか話したり、
「そもそもこれって」とかとんぼ返りしたり。
沢山いろいろなことを思考したり、
沢山のアイディアに溢れたりして、
とても気持ち良く、楽しく、盛り上がったりします。
それ自身が良いか悪いか、でいうと、とても良いと思います。
考えたりすることは楽しいですし、ポジティブな気持ちになって、成功イメージなんかも出てきてやる気に満ち溢れたりします。
ただ。
結局、その先は「熱量」だと思います。
技術や知識などは「熱量」には勝てないし、必要に迫られれば何とかなります。
TOEICで900点あっても(凄いけど)、
どんなマーケティング理論を知っていても、
どんな営業トークを知っていても、
熱量を持って実際に言って周りを巻き込んで行動しちゃう人が強い。
振り返れば、事業やお店やサービスを始めるときは全てそうだったと思います。
今より知識もないし、マーケティング感覚もないし、技術なんて全くない。なんなら、パワーポイントだって使えない。
でも熱量だけはあったから、周りが協力してくれましたし、必要に迫られると何でも覚えられる。
何か決めるときに、
「う~ん、どちらでも良い」
という場合には、熱量の多い方が選ばれるはずです。
机上の空論でもっともらしいことを話すことと、
実際に前に推し進めるということはわけが違うと思います。
熱量こそが大切だと思いなおした良い機会でした。
書いた後に、以前の記事と類似していることに気づきました。