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ホザキナナカマド 穂咲七竈 0174 変更不能はイヤ

2018.05.28 11:57

 

葉はナナカマドですが、

花はシモツケに近いかも。

 

雄しべの長いのが特徴ですから、

雄しべの短いニワナナカマドと、

簡単に識別できます。

 

ナナカマドやシモツケの品種とばかり

思っていましたが、

北海道や東北地方に、

自生しているそうです。

 

蕾(つぼみ)のあるうちは、奇麗ですが、

咲き揃った頃には、くたびれて、

黄色から茶色に、変色します。

 

がっかりですから、その前に切れと、

千利休は言います。

 

その前に、切腹になったのかは、知りません。

 

 

   番茶も出花っていうやつ。

   蕾のある頃が、一番美しく、

   人間も、結婚する頃には、

   生殖するしかありません。

 

   1年草は皆、勢いが止まれば、

   花を咲かせて、世代交代するのに、

   樹木や宿根草は、

   年年歳歳、花を咲かせます。

  

   わたしは、男の甲斐性って、

   死に支度のように、聞こえます。

 

   子供は、癌みたいなヤツばかりで、

   増殖すべきでなかったと、

   確信しました。

 

   孫に至っては、他人と同じで、

   事実を共有している限りしか、

   肉親に感じられません。

 

 

事実は、わたしの知覚の中身と、

違うのに、決まっています。

 

言葉に言い表しても、

それを聞いた子供や孫が、

わたしの知覚と、

同じことを知覚したり想像したりしたと、

確認する方法がありません。

 

写真も、そう。

わたしが見た物を写真に撮り、

息子や娘が、同じ物を見たと、言っても、

その通りか、

それとも、嘘や間違いかを、検証できません。

 

 

   最大の難点は、論理法則です。

   違う物事(ものごと)を、

   同じであると、定義しますから、

   使用されるたびに、

   同じ言葉の意味が、違います。

 

   言葉や写真が同じであれば、

   知覚の中身を共有したと、感じるのは、

   それが原因です。

 

   けっして、デカルトが考えたような、

   嘘や間違いや夢が、原因でありません。

 

   論理法則が真犯人です。

 

 

ただの文法のように、論理法則は、

変更不能になった流行文化の教条ですが、

脳や身体の器質に、残すために、

他人を取捨選択して、品種改良します。

 

純化しているにすぎませんから、

間引けば間引くほど、残せば残すほど、

脳や身体の器質が、変更不能になり、

だんだんと死んで行きます。

 

他人でなく、自分を品種改良すればいいのに。

 

 

   いずれにせよ、脳や身体の器質でなく、

   流行文化のほうを、変更不能にして、

   固定するために、

   世代交代する個体の脳や身体の器質を、

   消耗します。

 

   文化も、変更不能になれば、役立たずと、

   わたしは思いますが、

   ロマン主義者は、

   普遍的で必然的な文化を、

   理想と言います。

 

   日本国憲法もそうですから、

   こいつらと付き合うのは、

   嫌(いや)になります。

 

  

自分が死にそうに老化すると、

はっきりとわかります。

 

文化であれ、個体であれ、

変更不能になれば、面白くない。

 

理想や権力を、唾棄すべし。