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四元壯のHP/Sho Yotsumoto's HP

運命を越えていけ!

2018.06.02 17:27

東洋経済の記事でも書いてもらったように、

俺が音楽をやっているのは、

父親の影響がかなりあると思う。


今でも、親父が風呂場でエレキを弾いていた光景を思い出せるし、

酔っ払うと大声で清志郎を歌い出すし、

ギターを弾ける親父はカッコよかった。


チューニングが出来るってだけで、

ヒーローだった。


そんな親父は、

若い頃(大学生くらい?)は、

ロックボーカリストとしてモテモテだったらしい。

確かに若い頃の写真を見ると、

めちゃめちゃイケメン!

そして、ロングヘアーで、高音も綺麗に出るボーカリストだったらしく、

ちょうど日本がロックブームだったので、

まさに時代も味方して、

それはそれはモテモテだったのだろうというのは納得できる。


だけど、

「じゃあ、なんで音楽やめたの?」

という疑問が当然わいてくる。




それには親父はいつも、

「ソフトボール大会で、フライを取ると時に、チームメイトとぶつかって、ちょうど喉に肘が当たって歌えなくなってしまった」

と言っていた。


これは、いつ聞いても、何度聞いてもこう答えていたから、

本当なのかもしれない。


でも、真相はどうだったんだろうか。

と、思ってしまう。


そして、仮に本当だとしても、

それはあくまできっかけで、

やはり、やめるやめないは"意思"の問題なのではないかと思ってしまう時がある。



そう思う理由は、

俺自身が、この半年〜1年くらい、

ずーーっと、喉の不調を抱えているからだ。

歌えないことはないし、

聞いてる人からしても、全然わからないくらいには歌えている。

だけど、自分の感覚として、

「どうも、調子が悪い。」


だから、何度も

「もう辞めた方がいいのではないか。歌がうまい下手とは別に、肉体的な適正も、才能のあるなしということではないか」

と考えることがある。


だけど、なぜやめないか。歌を続けているのかというと、おそらく、父親の影響だ。


父親は、どこかで自分の才能を、

自分で見限ったのだろう。

本当はあったかもしらない可能性を、

何かしらのきっかけを言い訳に、

自ら断ち切ってしまったのだろう。


と思うから、

自分は、「いい歳こいて」とか「才能ないよ」とか言われようと、

体調不良が続こうと諦めない、と思っている。


いつしか刷り込まれた、遺伝という思い込みを断ち切って、

血という運命に抗って、

自分で自分の道を作っていかなければ、

と思っている。


運命なんか、知ったことか!

自分のやりたいことを、やりたいように、やれる限りはやるんだ!

と思っている。


そして、いつしか、

俺を褒めることのない親父が、

素直に俺を褒めざるを得ないような男になりたいね!

(親父とは仲良しですよ笑)


今この本読んでる。