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ベビーマッサージは赤ちゃん時代から成長発達を促します。

2018.06.02 15:52

ベビーマッサージのタッチは、ただ赤ちゃんの体をなでるだけではありません。

お母さんが赤ちゃんの身体に触れることで、赤ちゃんを目つめ、知ることから始まります。

1人ひとりちがう人間。

発達のたどり方もそれぞれです。

身体を触り、表情や動きを見て、声を聴いて、身体や心の状態を知っていきます。


発達に飛び級はありません。

発達に沿って動ける身体にしていけると、身体と共に認知機能も発達していきます。

無意識に動き回る身体ではなく、

自分で使える、コントロールできる身体をつくっていくことが

気持ちをコントロールしていくことにつながります。


これから先の未来を豊かに生きるために必要な能力を

赤ちゃん時代から育むことは最優先される重要なかかわりだと考えています。

早ければ早いほど、脳は柔軟に変わりやすいのです。

赤ちゃん時代はそれだけ大切な時期です。


タッチケアは、そのために大切なかかわりのひとつです。

個性豊かなこどもたちの育ちを見つめ、発達にかかわってきたからこそ感じます。

ただやみくもに触るのではなく、

こどもの心地よさや発達促進に影響するタッチの質を重視し、

発達を見ながら体の部位にアプローチができる有効な手段です。


社会の変化により、地域で子どもを育てることが急激に減ってきました。

ママたちが周りのサポートなく

育児本を開けて、溢れる情報の中で混乱しながら子育てをしているように感じます。


ママたちが

我が子を本の通りに育てようとするのではなく、

自分自身が我が子を見る目を、感じる手を育て、

子どもを育てる軸づくりをしていけるように

赤ちゃん時代に大切な知識と関わりを学ぶことが大切です。