主力が休みながら戦力が底上げされるのは理想
交流戦に入り、じょじょにではあるが本来の姿を取り戻しつつあるソフトバンクホークス。
まぁ、ツッコミどころは多々あるが、しっかり勝ちゲームを拾っていくところは
昨年までの
「やっぱホークス強いよなぁ」
と相手に思わせる財産があるからであろう。
6月1日金曜日にはケガ以外で欠場したことがずっとなかった
松田をスタメンから外した。
ホークスと言えばここ何年、スタメンがずっと固定され
ケガ以外では多少の不調でも目を瞑る傾向があったのだが
連勝中にもかかわらず松田を先発から外した。
そしてその翌日先発復帰も
打順は上林や塚田より下の8番。
結果は3安打の猛打賞。
3点ビハインドの展開も松田ら下位打線が活躍し
5-4で勝利。
チームは5連勝となった。
今年は
中村晃、今宮健太、内川聖一と
全試合先発が当たり前の選手が
相次ぐケガで戦列を離れている。
しかし離れた選手の代わりに出場した
福田や高田ら控え選手がしっかり結果を残し、
そして中村は復帰初打席でヒット。
今宮なんかは復帰初戦で4安打と大活躍した。
以前から私は
広島の一塁左翼手のローテーション的な起用法がいいと書き続けていた。
主力が全試合出場するのではなく
ベテランや疲れてる選手は休ませながら控え選手にもチャンスを与える。
そうすることでチームも活性化する。
松田が出ないことで、今宮が休むことで内野には一つの枠(チャンス)が増える。
いま二軍ではセカンド専門の本多がサードで出場している。
シーズン前に5つの先発、7つのポジションが決まっている
と発表した工藤監督だが
皮肉なことに先発5枚中3枚が戦列を離れ
7つのポジションも全試合出場は半分以下となった。
だけど野球は9人でやるものではないからね。
ベンチ入り25名、一軍登録28名、もっといえば支配下登録&育成選手含め
全員野球で補っていけばいい。
昨日の塚田の活躍なんかは二軍への刺激にもなったと思う。
この勢いで・・・しかし、日本ハムも強いなぁ…。