愚者
こんばんは。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、発酵食品
中心のカフェ、テマヒマ
本日は水曜日で定休日!
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
昨晩、フェスティバルホールにドゥービーブ
ラザーズのライブを見に行ってきました。50
周年記念ということもありますが、マイケル
•マクドナルドが参加しているというのが大き
かったです。
少し前にFM COCOLOの番組の中でドゥービ
ーブラザーズと言えばこの曲というアンケー
トがあって、What A Fool Believesが一位に
選ばれていて、確かに販売枚数的には1番ヒッ
トした曲だとは思いますが、意外な印象があ
りました。昨日観に行ってたお客様はどうだ
ったのでしょうか?ちなみに年齢層は結構?
いやかなり?高めな印象。
ライブはとても盛り上がり最高でした!そし
て改めてドゥービーブラザーズはトム•ジョンストンを中心にギターをかき鳴らし強いビー
トを刻むロックンロールバンドなんだなと思
いました。マイケル・マクドナルドが聴かせ
る感じなのに対して、トム•ジョンストンはの
せる、盛り上げる、盛り上がる感じ。2人の曲
調の違い、鍵盤とギターの違い、もしかした
ら性格の違いもあるのでしょうか?
お店をやっていて、これまでその営みをライ
ブに喩えたこともありました。お店側だけで
なくお越しになるお客様とでお店の雰囲気が
作られる。そして日々その雰囲気は微妙に違
っている。マイケル・マクドナルド好きだか
らという訳でも無いですが、比較的その要素
の強いテマヒマですが、トム•ジョンストン的
なところももう少しあってもいいかもしれま
せんね。巻き込む感じは元々多い店ではあり
ますが。
マイケル•マクドナルドが今回ドゥービーの
メンバーとして参加してるのか、客演的な立
ち位置なのかはよく分かってないのですが、
マイケル・マクドナルドは全般ステージに居
てキーボードを弾き(なぜか小さいウクレレに
見える小さかったギターを弾いてる時も)バッ
キングに徹していて、マイケル•マクドナルド
メインの時はトムはギターカッティングに徹
していてお互いを尊重し合う感じ。この辺り
店主(うちの奥さん)と僕との関係の参考に笑
。全然曲調の違う両者、前後期を結びつける
のは、バンドのコーラスワークのような気が
しました。
それにしても終盤、Jesus Is Just Alright 、
What A Fool Believes、Long Train Runnin'
、China Groveとヒット曲•有名曲のオンパレ
は圧巻でした。代表曲があるのって素晴らし
い。テマヒマで言うと。。いちいちテマヒマ
に当てはめなくてもいいか笑。アンコール、
ライブの最後はListen To The Music。既に
観客総立ち(あるいは総立ち時間が長過ぎて
年齢高めの人は離脱苦笑)の状態でしたが、
サビを観客全体を大合唱。マスク越しの人も
多かったとは思いますが、コロナ禍もやっと
終わりつつあるという感慨。コレ、客席間隔
空けてとか、立ったり声出しNGとかだったり
だった盛り上がらないですよね?配信ライブ
とかだったら成立しないですよね?やっぱり
ライブって素晴らしい!!
このライブ、初めてですが、フラッシュをた
く以外は撮影OKでした。美術館でもたまに
撮影オールOKの場合ありますよね。美術館
だと実際に観るのと撮影と両方出来ますが、
ライブの場合はまさに一回性なのでそれは
無理。なのでOKと言っても実はそれほど撮影
し続けるということは無いですね。お店など
でも撮影OKのとこもNGのとことがあって、
その理由は様々かと思います。テマヒマでは
特にNGにしていませんし、どちらかと言えば
店内の様子や器、お料理について、積極的に
投稿しています。それもお店にお越し頂き、
実際に見て、触って、食べて、感じて頂ければそれを越えることが出来るからというのも
ありますね。是非、お店というライブ会場に
お越し下さい。
それにしても、70歳を超えた、オヤジ達(昔
だと老人達)がギターをかき鳴らす姿の格好い
いこと。達郎さんのライブもそうですが、元
気をもらいました。昨年末50歳を迎えあちこ
ち身体にガタがきてる気がしますが、そんな
こと言うてたらアキませんね。。。
テマヒマは明日4/27(木)11時オープンで皆様
のお越しをお待ちしております。ランチのご
予約はキャンセルが入った為0(ゼロ)組です。
ご予約無しでもお席ご案内出来るかと思います。3人以上やお子様がいらっしゃる方はご
予約頂いた方が確実かと思います。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。
今日も一日お疲れ様でした!好い夜をお過ごし下さい。
タイトルはWhat A Fool Believesの邦題、
「ある愚か者の場合」より。訳詞家•泉山 真奈美さんによる下記コラムが面白かったです。
愚かな奴が信じてるのは、まだ彼女が自分を
心の拠り所として受け入れてくれる余地があ
るはずだ、といったそんな歌詞だったのですね。。。
基本メロディーやサウンド重視で歌詞はあん
まり意味分かってなかったりする愚か者です。