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言霊

2023.05.17 23:00

「言霊」という言葉があります。

言葉にはエネルギーがあって、いい言葉にはいいエネルギーが、悪い言葉には、人を病気にしてしまうぐらいの毒性もあると言われています。

自己啓発や、心の世界のことを学ぶとき、当然のようにこの「言葉」に気をつけるようになります。

 

「ありがとう」「感謝します」「ついてる」「おかげさまで」「嬉しい」「楽しい」

という言葉を心がけて使うようにですね。

とても響きのいい、素晴らしい言葉です。


そして、そういう言葉を使うといいよ、というのは、そういう言葉を使っていいことがあった人たちです。

 

何事も、形から入るのは大切です。

たとえ心がこもっていなくても、そうしていれば、そのうち心が入ってくることがあります。

 

心理療法の一つに「ミラクルクエスチョン」というものがあります。

「ミラクル」つまり、「もし奇跡が起こったとしたら」という質問で、問題が解決した未来を想像してもらいます。

そして、うまくいっていることを想像した未来の自分の行動の中で、今すぐにでもできることがあれば、今やってみる。

すると、望む未来に近づくというものです。

 

たとえば、すべてがうまくいった未来では、いつも「ありがとう」と感謝している、と想像したとします。

すると、今のうちから「ありがとう」という癖をつけると、すべてがうまくいった未来が来る可能性が高まるということです。

また、NLP という心理学の手法でも「モデリング」というものがあります。

これも、自分が尊敬している人や、自分がなりたいと思っている人の言動を真似たり、成りきって、その考え方や信念までも取り入れたりすることで、理想の状態に近づいていくという方法です。

 

たとえば、自分のあこがれている人の口癖が「ありがとう」なら、同じように感謝してみる、すると、その人に近づいていくというものです。

実際、そのようにしてうまくいく人が多いので、本来は効果のある方法なのです。

そう、いい言葉を使うということは、いい波動も出すし、いい状態を作り出せるはずです。

でも、実は、やればやるほど苦しくなってくる人がいます。

 

「ありがとう」と口にしてみても、腹が立っているとか、納得できない、とか、ひどい目に遭った時に「感謝します」「ツイてる」とは思えない。

でも、きっといいことがある筈だからと、いい言葉を使い続ける。

そして「私は問題ないのよ」と平気なふりをする。

いい人のふりをしてしまう。

私は人の悪口や、愚痴を言ったりしないのよ、と自分に嘘をついてしまう。

 

「大丈夫」と言っている人ほど「大丈夫じゃない」のかもしれません。

そして、ますます苦しくなってくる。

そんな時は、思い切って、愚痴や悪口を言ってみてください。

思い切り「体から、その黒いエネルギーを排出する」デトックスです。

まずは「怒り」を放出してください。

それらの本音を放出して、そして、改めていい言葉を使ってみてください。

ただし、いつもそうやって、愚痴や悪口、不平不満ばかり言ってると、本当に神様が味方してくれません。

出すのは「時々」ですよ。黒いのを吐き出してくみてださい。