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零街の片隅 lovelysnow

人魚

2018.06.03 22:47

2015年の今日私は人魚っていうタイトルで記事を上げていた。


ホームページを立ち上げていた頃は

コンテンツのタイトルに人魚ってキーワードを何度か使っている。


当時書いていた 人魚の黒い部分が好きだとw


私の中では 人魚は悲劇のヒロインのイメージだったのだろう。


重複になるが

王子と結ばれなかった 人魚姫は

泡になることを選ぶ

いつの頃からか 私には 彼の中に生き続けるために泡になったんだとおもうようになった

思い出は美しくなって行く 時とともに


今でさえおもう 過去の出来事は 

時を超えるたび自分の一部になって行く

良きことも悪きことも 消せない。


王子と結婚した 彼女に勝つために

泡になることを選んだ そう思っていた


結果 見えない傷を残す方法……


可愛がっていた人が 側から急にいなくなることで

どれほど 刻むのかってことを知っていたから

人魚は泡になることを選んだのかもしれないとおもう。


一生消せない傷にして 選んでもらえなかった 恨みを残す

私はそんな風に思っていた。


当時の記事にも書いているが

ACRIという映画は私にとって大事な映画

元々米米が好きだったというところから この映画を見たわけだが

(キムタクが主演を断ってくれて本当に良かったw)


映画が上映されて何年もたってから 原作が発売される。

小説にはウォーレスという人が出てきて

実際にダーウィンと同じ時期の

自然選択説を考え出したイギリスの博物学者

「香港人魚録」という本のことが出てくるのだ。

このウォーレスについても 私はやたらブログに書いている。

占いをしててまたこの名前に出会った時の 感覚は本当にワクワクした。


「香港人魚録」については

実際にアーネスト・T・パーキンスという人が抄訳した

「香港人魚録抄」というのがあるらしい・・・

50年ほど前の本を抄訳本として自費出版に近い形で出版し

その後、アーネスト・T・パーキンスは学術界から追放されたそうである。


現代の人魚を題材にしたACRIの青が私は大好きだった。


もともと オラクルカードにハマるきっかけになったのが マーメードだったから

このタイミングで アルカナ オブ マーメードを 相棒の一つとした私は 人魚とは切っても切り離せないってことかもしれない。