AriaProII　Jet　のその後

久しぶりに手持ちの違うギター弾いててその後AriaProII JET 持ち替えてみたんですけど、やっぱバリ酷すぎでしたわ…買った当時は15フレット以降が酷かったので磨いたんですけど、他のギターと比べたら全フレットバリ出まくりでした。次の弦交換の際徹底的に研磨やるつもりです。いや、このギター、音質的にはすごい満足してるんですよ。P-90ってこんなにいい音のピックアップなのかと、わずか23000円でこの音が出せるのかと。しかし、あまりにも基本の作りが悪い…ネックの乾燥とか、まだ中開けてないんですけど、ボディも相当単価抑えて作ってあると思います。2年前（だっけ？）にフェンダーのネック交換しただけで45000円、ピックアップ周りの電装系も5万くらいでしたから、いかにこのギター低価格を前提に作られているか分かります。で、値段的には初めてのギターとしてはいい値段なんですけど、正直初心者にはお勧めできません。やっぱ最初はコピーして弾きたい曲のアーティストの使っているレスポールなりストラトキャスターなりを買ったほうがいいです（当然アーティストのオリジナルは買える金ないでしょうから廉価版で十分です）このギター、デザイン的にも癖がありすぎるんですよ。他のギターいろいろ使っている人ならこれも一種のデザインでと言うふうに割り切って弾けるんですけど、これをスタンダードに手癖を覚えるのは悪手です。ましてやバリって何？という方ならなおさらこのギターは避けるべきです。これ、かなり自分で加工しないとマトモなギターになりません。まぁ私はまだPlaytechとかの1万円前後で買えるギター弾いたこと無いのでわかりませんが、1万なら飽きて捨てるのもそれほど惜しくないでしょう。ならまずはそっちから始めてみたほうがいいと思います。