「大納川 天花 純米吟醸 無濾過生原酒 一号酵母仕込み（桃ラベル）」

「大納川 天花 純米吟醸 無濾過生原酒 一号酵母仕込み（桃ラベル）」

 （株式会社大納川／秋田県横手市大森町）

原料米：秋田酒こまち 100％
精米歩合：55%
酵母：きょうかい一号酵母
アルコール度：15％
価格：720㎖ 1,980円（税込）

🍑テイスティングコメント
爽やかで甘い香りで、グラスに注ぐと超微細な気泡が見えます。
口に含むと、奥行きとコクのある甘さが広がりますが、この甘さに苦味や渋味なども伴って複雑さがあり、一筋縄ではいかない面白さがあります。
この甘さは水あめのような印象もありますが、これが余韻として長く楽しめました。 「きょうかい一号」で醸しても、先月限定発売された火入れ版も今回の生酒も、大納川さんだとわかる人懐こい味わいがお見事です！

【小川屋スタッフから】
「山内杜氏百周年記念酒」は先月21日に限定発売されたお酒です。秋田県内の10蔵が参加した特別イベント酒で、「きょうかい一号酵母」を10蔵すべてで使用。各蔵で純米大吟醸や生酛純米、普通酒と様々なお酒が造られ、大納川さんからは今日のお酒の火入れ版無濾過原酒が参加しています。

ラベルの桃は、百周年の「百」からとったそうです（百は音読みで「ひゃく・はく」、訓読みで「もも」ですね）。今年限りの記念酒を飲みたかったけれど、売り切れていたり、味わえなかったりした方もいらっしゃるでしょうから、今日の生酒版のリリースはファンにとって朗報といえそうです。

大納川さんといえば、蔵付き酵母（D-29とD-121）が至宝ともいえる存在で、この2つの酵母がお好きな方も多くいらっしゃいますね。当店スタッフも大好きで、試飲の際に「D-29だ！」と当てたりしてニヤニヤしています。
今回は蔵付き酵母ではなく「きょうかい一号酵母」仕込み。一体どんな味わいになるのかとドキドキして試飲しましたが、いつもと少し違った雰囲気にドキドキしつつ、大納川さんらしさがしっかりとあり、どこかほっとする味わいでしたよ。この「桃ラベル」は恐らく今年限りだと思われます。ファンの方は、ぜひ逃さず味わってくださいね。


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GW真っ最中の月曜日です。お休みの方も、お仕事の方も、風薫る5月を爽やかに迎えたいですね。当店のインスタでは、いつもどおり週末まで毎日投稿いたします。
例年の人気酒から当店初登場のお酒まで、ドドンとご案内する予定です。それでは、今週もどうぞお楽しみに！