【お礼&ご報告】「犬たちの安心を増やし、彼らがより穏やかな日々を過ごせるためのケア」
先週末の土日、5月25,26日の2日間に渡り、ハワイ在住の中川朋子(CBATI)さんを講師にお招きし、ワークショップ「犬たちの安心を増やし、彼らがより穏やかな日々を過ごせるためのケア」を開催いたしました。
案内記事https://animal-relationship-deux.amebaownd.com/posts/3818412
お申込みを開始してからかなり早い段階で満席となり、たくさんの方々にご参加いただきましたことを感謝申し上げます。
また今回ご希望だったのにも拘らずお席をご用意いできなかった方も多くいらっしゃいましたことを大変申し訳なく思っております。
ぜひ次のチャンスを楽しみにお待ちいただければと思います!
1日目は、座学で愛犬との“日常生活”を細かく見ていきました。普段から何気なくやっていることを見直すことで、犬たちに負担をかけていることを少しずつでもなくしていくことができれば、彼らの“生活の質”は少しずつ向上していきます。それが彼らの心身の健康につながっていくのです。“ルーティン”や“常識”や“普通”にとらわれていると目の前の犬を実は無視してた!なんてことがあるかもしれません。「どこを見るのか」「どう考えるのか」「実際にどうするのか」といったことを基本的なことながらも改めて気づかされました。朋子さんの理由を含む分かりやすい解説を伺いながら、いち飼い主としてたくさんのヒントを得ることができました。
2日目は主にBAT®(ビヘイビア・アジャストメント・トレーニング)について。座学だけでなく、リードハンドリングなどの実技や実際の犬でのデモもありました。実際に使える技術をお持ち帰りいただくためにご参加者おひとりおひとりに朋子さんから実技指導もありました。また、人同士でハンドリングスキルの練習もしました。人同士だからこそフィードバックをしあうことができます。犬とのセッションを始める前に人同士で練習することは犬に負担をかけないために大切なことです。
今回、デモドッグを使うことにあたって、朋子さんから「デモドッグには、デモの時間の少し前に来てもらって、終わったら帰ってもらいたい」とのご要望をいただいていました。これも犬に負担をかけないための配慮。このご要望に「うわー!そうだよなあ!」と感激!普通、デモドッグは出番までクレート待機をして、出番が終わっても主催者や参加者の飼い主が帰るまで会場や車での待機がほとんどです。もちろんたまに外に出てもらって少し気分転換をしてもらいますが、長時間の待機は負担でしょう。
今回のデモドッグは私(スタッフ田畑)の愛犬抹茶につとめてもらいました。抹茶は家族の送迎で開場に入りデモ後帰宅しました。
短いデモセッションではありましたが、いつもと違う環境。さすがに疲れたようで家に帰った抹茶は、ゴロゴロお昼寝してたそうです。
今回のこの経験はWSを開催する立場であるデューとして、今後考えていくべきテーマであると強く思いました。
いかに犬に安心して私たちと暮らしてもらうのかをしっかり考えさせられた2日間でした。今回のWSでの情報が参加したみなさまやお知り合いやクライアントさまと暮らしている犬たちのところまで届き、安心の輪が広がっていくことを願っております。
講師の朋子さんには、お忙しい日程の中いらしていただき、この九州の地で貴重な情報をシェアしていただきました。
数年前に東京で開催されたの朋子さんのWSに参加させていただいてからぜひ九州にもお呼びしたいと思っていたことが現実となり、大変うれしく思いました。
朋子さん、本当にありがとうございました。またぜひともお招きしたいと熱望しております。
ご参加者さまからのアンケートでも、早くも次回の朋子さんのWSのご希望のお声を多数いただいております。
(主催者としてめっちゃうれしい!!!)
次回開催の線が濃厚であることをここでお知らせして、お礼とご報告でした。
みなさま、ありがとうございました。
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ここからは、おまけ。
WS前、ビデオを撮らせていただいた個人セッション
WS後、熊本と大牟田市動物園へ
(写真:山鹿で足湯を楽しんでいるところ 撮影:松島会長)