情報量にたえる力。
2018.06.04 14:17
今日の小学5年生の算数テストからです。
こちらが第2問目。楽勝っていう子もいましたが、
イメージが湧かないっていう子もいました。
解答としては、
(56+24)÷2=40
40+52=92より、
92cm、0.92mというのが解答です。
まあ、式だけ見れば単純な和差算です。
問題文には、必要のない情報も混ぜており、
「え、この数字使わないの・・・?」なんていう
声も上がっていました。問題文にある数字を必ず
全て使うなんていう決まりはないですし、今回は
池の深さを調べるということで、Bの棒を沈めた部分の
池の深さのデータは調査によって明らかになった
データとしては必要なデータだったと思います。
まあ、計算には使いませんでしたが・・・。笑
今回は大問1の(3)も少し難しめに出題をしていました。
こちらも、簡単という子にはそうでもなかったようですが、
単位変換をして、式を整理し直してから解いた子以外は
数字が混乱していたようで、ミスが見られていました。
一旦自分が落ち着いて思考できる式に直すことが、
正確に計算をしていくための秘訣のようなものです。
根本的に、整理や作図がまだ足りていません。
「なんだ、簡単じゃん・・・」と図を見て思うということは、
実際イメージがあれば解決できる力を持っているということです。
しかし、そのイメージを自分自身で構築できるかどうかが、
この具体的な学習における要点だと言っていいでしょう。
良い頭を、もっと生かせるように、自分自身に対して
工夫と思考を仕掛けていく視点を持つと、
正答する喜びが一層増していくことでしょう。