2周目のやり直し。
2018.06.04 14:29
今日は小学5年生に植木算の質問が多く出ていたので、
国語が2単元ほど進んでいましたから、国語をお休みにして
やり直しの指導を実施してゆきました。
「よし!全部解けた!!」
ー「では、もう一度この問題を。」
「え?どうしてですか?」
ー「いいから、もう一回解いてみて。
完璧にしておきたいから。」
「分かりました!・・・・
あれ?どうだったっけ・・・?
解けるような気がしたのに・・・。」
一旦は解く流れを覚えてしまってもいいので、
何度かその思考をたどって貰うことも時には重要です。
今の6年生たちにもなかなかまだ根付き切っていない
学習のスタイルであり、6年生は課題を大幅に減らす代わりに
解けない問題の2周目を遂行すること、を課題とし、
取り組んでもらっていますが、要は学習内容を上手に
習得していくための方法を自分で築いて欲しいのです。
一回解いて課題は「はい、終わり」って感じでは、
中途半端な身につきかたになってしまうことも多いのです。
よく例題やノートを読み、解き直しまでして
納得し、習得した実感が湧くまでを学習であると
捉えてもらえるように、小5もやや分厚く
やり直しの時間をとって、こんな風にしたら
身についた実感が湧くよっていうことを
体に教え込むようにする週をスタートし、2週目です。
来年度からは小6も週3制になりますので、
この”やり直し”の日を物理的に叩き込むことによって、
中学以降しっかりできないことを見つめて、
効率的にやり直していく習慣を
しっかり内面化してもらおうと思っています。