勇気が出たで賞!?
伝筆ブラッシュアップセミナーの余興「目隠し伝筆に挑戦」の後、伝筆コンテスト入賞者の発表がありました。
次々と発表者が呼ばれる中、まずわたしは呼ばれるはずがないとボーッとしていました。
それがまさかの受賞でした。
なんで?というのが正直な想いでした。わかりづらい言葉だし、決して万人受けすると思っていなかったからです。
伝筆協会のブログ、伝筆らぼで紹介していただきました。ありがとうございます。
上記リンク伝筆らぼの中で、わたしが話したことを少し詳しく説明しますと...。
コンテストのテーマは「勇気が出る言葉」。
「新しい風がかならず吹くから」はこうして生まれました。
例えばオリンピック、観戦者にインタビューすると、「勇気をもらいました」「勇気が出ました」「勇気をありがとう」などと“勇気”という言葉を遣っているのをテレビでよく観ます。
感覚的に“勇気”と口にされているのでしょうが、果たして勇気ってどんなときにどうやって遣うのが正しいのか、考えれば考えるほどよくわからなくなってしまいました。
わたし個人としては、軽々しく“勇気”と口にするのはすごく抵抗がありました。
だから、コンテストのテーマである「勇気が出る言葉」は非常に難しく、しっくりくる言葉が見つからずにいました。
自分だったら、どんな言葉をかけてもらったら勇気が出るのか、何日も何日もぐるぐると頭の中で考える日々が続きました。
こうして、「新しい風がかならず吹くから」は生まれました。
この言葉で、この伝筆をみて、気持ちを強く持てた、元気や勇気が出た!という人がいらっしゃったらうれしいです。
仲間でもあり、良きライバルでもある伝筆先生たちから選んでいただけて、とても光栄です。これを励みにさらにがんばってまいります。
自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、大切な人へ、大切に伝えます。
文字を描くのに年齢制限はありません。
50の手習いと言われるように、
50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、伝筆をはじめていただけます。
英語版Lesson2、中級セミナー(ひらがな編・漢字編)、宛名セミナーは初級セミナー修了された方が対象ですので、受講したい方は先に初級セミナーを受けてくださいね。
一般社団法人伝筆協会認定講師
なみおか恵美