懐かしい記憶
【詳細】
比率:男2:女1
現代・学園もの・青春・ラブストーリー
時間:約25分
【あらすじ】
放課後。
珍しく限界を迎えた圭人は幼馴染の誠治がいる美術準備室に逃げ込みます。
めんどくせぇと言いながらも圭人を気遣う誠治。
ソファーで微睡む圭人は夢の中で自分の過去を見ます。
「……ひなた……」
*『知らないのは……』シリーズのお話です。
一話完結しておりますのでこちらだけでもお使いいただけます。
【登場人物】
圭人:和田 圭人(わだ けいと)
高校生。瞳たちの先輩。
演劇部の部長をしている。
優しい笑顔で紳士的だが、実は意地悪が大好き。
一年生の頃は社交的なキャラを保つために必死で、限界を迎えては誠治を頼って美術準備室に逃げ込んでいた。
ひなた:花岡 ひなた(はなおか ひなた)
高校生。生徒会長。
圭人の彼女。
クールビューティーと言われ、近寄りがたい雰囲気を醸し出しているが本人はいたって普通の女の子。
一年生の頃は物事をはっきりと言うためきつい性格だと誤解され、みんなから嫌厭されていた。
誠治:川田 誠治(かわだ せいじ)
美術教師。
普段は物腰柔らかな笑顔の大人な男性。
圭人とは家が近所だった為、幼い頃から彼のことを知っている。
いつも周りに気を遣いすぎて無理をする圭人を心配している。
●放課後・美術準備室・現在
中で一人仕事をしている誠治。
ドアをノックする音。
誠治:(顔を上げずに)は~い、どうぞ~
圭人:(ドアを開けて)失礼します
誠治:……(小さい声で)げっ……
圭人:心の声、漏れてますよ、川田先生
誠治:(にっこり微笑んで)なんのことですか? 和田君
圭人:相変わらずの猫っぷりですね。とりあえず、扉も閉めましたし、もういいんじゃないですか? 誠治兄さん?
誠治:(ため息をつきトーンを戻して)学校では、川田先生って呼べって言ってるだろうが
圭人:別にいいじゃないですか。もう放課後だし、男の俺と二人っきりでいるのを見られても困るもんじゃないでしょう?
誠治:……
圭人:幼馴染のよしみで
誠治:幼馴染じゃないだろうが。俺がお前の面倒をみていたんだろうが
圭人:その節はお世話になりました
誠治:……あの頃は可愛かったのにな
圭人:あれ? 今の俺は可愛くないですか?
誠治:可愛い? 今のお前を見て可愛いと思えるやつがいたらびっくりだよ
圭人:あぁ~、今は高身長のイケメンですからね
誠治:そのどこぞのイケメンさんは、その容姿を活かして、どっかのカップルに横槍入れたみたいだしな
圭人:あれ? 誠治兄さんも知ってるんだ?
誠治:あぁ、さんざんいろいろ言われたからな
圭人:それはひなたに? それとも松嶋さんに?
誠治:(静かに圭人を睨む)……
圭人:あぁ、でも、この場合はひなたかな? ひなた、誠治兄さんと俺が幼馴染だって知ってるから、いろいろ報告してそうだしな
誠治:(軽くため息をついて)……それで何があった?
圭人:え?
誠治:お前が準備室に逃げて来るのなんて久しぶりだろう
圭人:逃げってって……
誠治:間違っちゃいないだろ? ちょっとした用事ならメールで済むだろうし……今日はどうしたんだ?
圭人:……誠治兄さんにはやっぱり隠せないか……
誠治:馬鹿。お前のこと、いくつの時から知ってると思ってるんだ
圭人:あははは~、心強いような、怖いような……
誠治:怖いんなら帰れ
圭人:(苦笑して)冗談ですよ。実はちょっと疲れちゃって……
誠治:(ため息)お前……だから、ちょっとは手を抜けって……
圭人:仕方ないじゃないですか、加減が分からないんだから
誠治:だから……もういい、ほれ、そこのソファー座れ
圭人:ありがとう。よっと
圭人、準備室の片隅にあるソファーに座る。
圭人:相変わらず、良いソファーですね。無駄にお金かかってる感じ
誠治:俺のじゃねぇよ。もともとあったやつだ
圭人:だよね~。誠治兄さん、こういうのにこだわりとかなさそうだし
誠治:ほっとけ
圭人:冗談ですよ、冗談
誠治:(呆れて)それだけ減らず口が叩けるなら大丈夫そうだな
圭人:(苦笑して)まぁ、ちょっとは慣れたのかな?
誠治:約二年間の積み重ねか
圭人:そうだね
誠治:嫌な積み重ねだな
圭人:そう? 俺にとってはいい積み重ねだと思ってるよ?
誠治:……人に気を遣って、仮面をかぶるなんて面倒なことは大人になってから覚えりゃいいんだよ。お前はまだまだ子どもだ
圭人:あはは、誠治兄さんが言うと重みが違いますね
誠治:(ため息)しばらく眠っておけ
圭人:え?
誠治:いい時間になったら起こしてやる
圭人:でも……
誠治:後は帰るだけだろ? そんなフラフラで帰る気か?
圭人:……じゃあ、お言葉に甘えて
誠治:あぁ、ガキはさっさと寝ろ
圭人:(苦笑して)は~い
圭人、ソファに横になる。
誠治:あ、そうだ。寒かったらそこのひざ掛けを……
誠治が振り返ると、すでに眠りに落ちている圭人がいる。
圭人:(寝息)
誠治:(ため息)ったく、速攻かよ
圭人:(M)誠治兄さんの呆れた声が聞こえる。そして次いでお腹にかかる暖かい感触
あぁ、きっと誠治兄さんがひざ掛けをかけてくれたのだ
お礼を言いたくて口を動かそうとしたが、眠りの海に沈んだ身体は重く、動かすことが出来ない
大丈夫だって思っていたけれど、こんなにも疲れてたんだな
誠治兄さんはやっぱり流石だ
これだけ体が重いのはいつぶりだろうか
過去を思い出そうと頭の隅のカレンダーを見た瞬間、俺は意識をそっと手放した
●回想・二年前・放課後の美術準備室
ドアをノックする音。
誠治:は~い、どうぞ
ドアが開く音。
圭人:(小さい声で)……失礼します……
誠治:おや、和田君、どうしたんですか?
圭人:……誠治兄さん……
誠治:和田君?
圭人:……俺、もう、無理……
誠治:(ため息)ちょっと、中に入って
圭人:……はい……
圭人、準備室に入り後ろ手にドアを閉める。
誠治:……お前どうした?
圭人:……いろいろ頑張ってみたんだけど、無理……
誠治:(ため息)言わんこっちゃない。お前、確か二組だっけ?
圭人:……うん……
誠治:あの陽気な奴らが集まるクラスじゃあ、そりゃ疲れるわな
圭人:……疲れた……
誠治:ほら、そこのソファーの座れ
圭人:……うん(ソファーに座る)
誠治:ったく、だから無理して社交的に振舞うなって言っただろうが。お前はそんなにキャパがあるわけじゃないんだから
圭人:……ごめんなさい……
誠治:謝らなくてもいい。ゆっくりしていけ
圭人:うん
ドアをノックする音。
誠治:(軽く舌打ちして)……こんな時に……
圭人:(ソファーから立ち上がろうとする)……あっ
誠治:(制して)いい。そのままゆっくりしとけ。(声のトーンを戻して)は~い、どうぞ~
ひなた:失礼します
誠治:花岡さん、いらっしゃい。どうしたんですか?
ひなた:ちょっと大久保先生に頼まれていたものが……あれ? 和田君?
誠治:……
圭人:あ、花岡さん
ひなた:どうしたの?
圭人:……えっと……
誠治:ちょうど廊下で具合悪そうにしていたのでここで休んでもらっていたんですよ
圭人:(笑顔を作り)そ、そうなんだ
ひなた:そう、お大事に
圭人:ありがとう
誠治:それで、大久保先生に頼まれていたことって何ですか?
ひなた:あ、クラス分のクロッキー帳を美術室に取りに来てほしいと
誠治:え? 花岡さん一人でですか? 結構重いですよ、アレ
ひなた:かまいません。往復すればいいだけなので
圭人:あ、俺持ってくよ?
ひなた:(きっぱりと)結構です
圭人:え?
ひなた:具合の悪い人に仕事を頼むなんてできないから
圭人:でも、花岡さん、女の子だし。女の子に重いものなんて……
ひなた:(遮って)具合の悪い時まで人に気なんて遣うのやめたら?
圭人:っ!
誠治:じゃあ、半分こにしましょう
ひなた:川田先生?
誠治:このままだと押し問答になっちゃそうなんで。花岡さんには半分持っていってもらって、和田君にはこの後教室に荷物を取りに戻る時に持ってってもらいましょう。これならどうですか?
圭人:……はい
ひなた:わかりました。お気遣い、ありがとうございます
誠治:いえいえ。では、花岡さん、こちらをお願いしますね
ひなた:(荷物を受け取り)はい。では、失礼します
誠治:はい。よろしくお願いします
ひなた、去る。
圭人:(息を吐いてソファーに沈み込む)
誠治:(ため息をつき)寝たふりでもしとけよ
圭人:いや、つい……
誠治:お前なぁ……
圭人:あはははは……
誠治:(ため息をつき)もう寝とけ
圭人:うん
誠治:それにしても、あれが花岡ひなたか
圭人:あれ? 誠治兄さん、知ってるの?
誠治:そりゃな。生徒会に花岡ってめちゃくちゃ優秀な生徒が入ったって聞いてたからな
圭人:なるほど
誠治:どんな子だろうって思ってたけど結構きつめの子なんだな
圭人:きつめって……
誠治:別に悪いことじゃないだろう。自分の意思をはっきり提示できることはいいことだぞ
圭人:……耳が痛い
誠治:自覚があるなら直せ
圭人:……精進します
誠治:(ため息をつき)とりあえず、もう寝とけ
圭人:……うん……
圭人:(M)懐かしいなとまどろんだ意識の中、想いを馳せる
これは確か一年生の時の記憶だろうか
ずっと内気で人見知りが激しかった俺は高校進学を期に、同じ中学からの生徒がいないこの新しい環境で社交的な人間になろうと頑張った
頑張ってはみた
が、そんなにすぐに適応なんて出来るわけがなくて……
こうして限界を迎えては誠治兄さんの所で休ませてもらっていた
この日も文化祭の準備でへとへとで解散の合図と同時にクラスを抜け出してきたのだ
そして、この日がひなたとまともに話した初めての日だった
もちろん、挨拶を交わしたり授業で同じ班になって話をしたりすることはあったけど、それ以外で話したのは初めてだった
普段からクラスの中でちょっと浮いていて、話しかけにくい彼女
でも、何故かあの日以来、俺は彼女が気になって話しかけるようになったんだ
●数日後・放課後・廊下
圭人:あ、花岡さん!
ひなた:和田君、なに?
圭人:その荷物持つよ
ひなた:別に重くないからいい
圭人:重くなくても。花岡さん、女の子でしょ
ひなた:……別に、女だからって気を遣ってもらわなくても……
圭人:(遮って)俺も美術室に用があるんだ
ひなた:(ため息)
圭人:花岡さん?
ひなた:わかった。じゃあ、半分
圭人:うん!(ひなたから荷物を受け取る)おっと、やっぱり紙ってかさばると重いね
ひなた:じゃあ……
圭人:ダメ。これはもう、俺が持つって決めたの
ひなた:……どうして?
圭人:え?
ひなた:どうして私にかまうの?
圭人:え? どうしてって……
ひなた:(遮って)女の子だからっていうのは無しね。そんな上辺だけの言葉欲しくないから
圭人:上辺って……
ひなた:だって、そうでしょう? こんなに真っ当そうな理由に使える便利な言葉はないもの
圭人:う~ん……なんでだろう?
ひなた:え?
圭人:いや、ただなんとなくというか、花岡さんともっと話したいなって思って
ひなた:……はい?
圭人:ご、ごめん。大した理由じゃなくて
ひなた:別に
圭人:ほ、本当になんとなくなんだ。下心とかじゃなくて……
ひなた:(少し笑って)わかってる。和田君って変な人ね
圭人:っ!
圭人:(M)それがひなたの笑った顔を見た初めての瞬間だった
●回想・放課後・美術準備室
圭人:って、ことがあったんだ
誠治:(ため息)
圭人:俺、初めて花岡さんの笑った顔を見たんだけど……
誠治:おい……
圭人:すっごく綺麗でさ……
誠治:おい!
圭人:ん? なに、誠治兄さん?
誠治:ここは学校だ
圭人:うん
誠治:俺とお前は教師と生徒だ
圭人:うん
誠治:……なにしに来た?
圭人:嬉しかったことの報告!
誠治:(ため息)
圭人:え? ダメだった?
誠治:……具合悪くないならくんな。俺も一応、教師だからな。誰かを特別に贔屓してるとかそんな噂たてられたら困るんだよ
圭人:そうなの?
誠治:あぁ、そいつの評価にフィルターがかかっちまうだろうが。どんなにいい成績を自分の力で取ったとしても、「あぁ、あの子は先生のお気に入りだもんね」って言われるんだよ
圭人:そういうもん?
誠治:そういうもんだ
圭人:ふ~ん。あ、それでね……
誠治:おい、俺の話、聞いてたか?
圭人:聞いてたよ?
誠治:(ため息をつき)……それで?
圭人:ん?
誠治:どうしてわざわざ今報告に来たんだ?
圭人:誠治兄さんに早く伝えたくて
誠治:え?
圭人:花岡さん、きついだけの人じゃないんだよって
誠治:……そうか
駐輪場で自転車が倒れる音がする。
圭人:うわっ、これは……
誠治:誰かが外の駐輪場で盛大に自転車倒したな。ドミノ倒しとか大変そうだな
圭人:……直しに行った方がいいかな?
誠治:はぁ? ほっとけほっとけ。日常茶飯事……
ひなた:(少し遠くで)離して!
圭人:っ! 今の……
誠治:(ため息をついて)……高校生にもなってくだらんこと考えやがって……
圭人:誠治兄さん、そんなこと言ってないで、駐輪場行かないと!
誠治:回り道なんてめんどくせぇ……
誠治、準備室の窓を開け、軽々と乗り越え外に出る。
誠治:そこで何してる!
蟻の子を散らすように慌てて去っていく数人の生徒
後には衣服が乱れたひなたが一人取り残されている
圭人:花岡さん!
圭人、慌ててひなたに駆け寄る。
圭人:花岡さ……
ひなた:嫌! こないで!
圭人:花岡さん!
ひなた:嫌だ、嫌! 来ないで、来ないで!
圭人:花岡さん、俺だよ! 大丈夫だから!
ひなた:(自分を抱き締めカタカタ震えながら)……嫌だ、嫌だ……
圭人:……
誠治:……ほれ、コレかけてやれ(圭人に着ていた白衣を渡す)
圭人:……うん
誠治:俺はあいつらを追う。お前は花岡を連れて準備室にいろ。いいか、俺が帰って来るまで鍵かけとけよ
圭人:……わかった
誠治、去る。
圭人:……花岡さん
圭人、白衣をひなたに羽織らせようと手を伸ばす。
その手を勢いよくはじくひなた。
圭人:……っ……
ひなた:あっ……
圭人:……
ひなた:あ、ご、ごめんなさい……
圭人:ううん……花岡さん、立てる?
ひなた:……はい……
圭人:この白衣、誠治に……川田先生のだから使って
ひなた:……ありがとう
圭人:(M)……そうだ、こんな事件もあった
俺とひなたが親しくなるきっかけともなったこの事件。思い出したくもない出来事
これを夢に見てしまったのはこの前の俺の所業のせいだろうか
可愛い後輩たちのためにと思ってした、みんな曰くの『意地悪』
ひなたの時みたくよからぬことを考えていた輩がいたから牽制のつもりだった
実際に効果もあったし、結果としてちゃんとカップルを成立させることが出来たのだから、俺としては悔いはない
ただ、一つ、ひなたのあのことを思い出させることになってしまうことになったことを除いては……
ひなた:……と……けい……と……
●現在・放課後・美術準備室
ひなた:圭人? 圭人?
圭人:……ん……
ひなた:圭人、大丈夫?
圭人:……あれ? 花岡さん?
ひなた:(苦笑して)久しぶりに聞いた。圭人の花岡さん呼び。まだ寝ぼけてるの?
圭人:……あれ? 誠治兄さんは……
ひなた:もう……また川田先生に怒られるわよ? ここは学校だぞって
圭人:……あ……
ひなた:ようやく覚醒したかな? おはよう
圭人:おはよう、ひなた。川田先生は?
ひなた:なんか職員室に行って来るって言って出て行ったわよ
圭人:そっか……
ひなた:……圭人、大丈夫?
圭人:ん?
ひなた:さっきうなされてたから……
圭人:あぁ……昔のことを夢に見ていたんだ
ひなた:昔のこと?
圭人:……ひなたと初めてここで会ったときのこととか……
ひなた:あぁ、懐かしいね。あの頃の圭人、今よりももっと不器用だったもんね
圭人:かな?
ひなた:だって、人に気を遣いすぎていろいろマイナスな影響受けて……よくここで休ませてもらっていたじゃない
圭人:……そうだったね
ひなた:でも、そのおかげでこうやって圭人に会えて一緒にいられるようになったんだけどね
圭人:……ひなた……
圭人、子どもが縋り付くようにひなたを抱きしめる。
ひなた:圭人?
圭人:……ここにいてくれてありがとう
ひなた(小さくため息をついて)……もう……
圭人:ひなた?
ひなた:また余計なこと考えてるでしょう?
圭人:……
ひなた:圭人
圭人:……はい……
ひなた:私、人にそうやって気を遣うことが出来る圭人のこと本当に尊敬してる。私にとっては苦手なことだから。でも、気を遣いすぎる圭人のことは心配だよ。いつも自分が背負わなくていいものをなんでもかんでも背負いすぎるから
圭人:(シュンとして)……はい……
ひなた:もう!
ひなた、両手で圭人の頬を挟む。
圭人:(ひなたに両頬を挟まれながら)ひ、ひなた?
ひなた:(微笑んで)面白い顔
圭人:(苦笑して)ひどいな~
ひなた:余計なことばっかり考える人にはお仕置きだよ
圭人:それは……うん……はい
ひなた:まぁ、それが圭人だってわかってはいるけどね
圭人:……ひなた
ひなた:私には余計な気は遣わないで。あと、何かあったらちゃんと言って。それが、例え嫌なことでも
圭人:……わかった
ひなた:わかればよろしい
二人、見つめ合い、微笑む。
圭人:ひなた
ひなた:何?
圭人:好きだよ
ひなた:っ! もう……私も好きよ
●美術準備室・廊下
誠治:(ため息)入るタイミング完璧に逸してしまった……
―幕―
2021.06.09 ボイコネにて投稿
2023.05.02 加筆修正・HP投稿
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