どちらが得か、損か、有利か、不利か」ということに目が奪われ、近道と正解ばかりを探してしまいがちです。
2018.06.04 21:01
『成幸の法則2018』6.5
Vol.713
私たちは、つい
「どちらが得か、損か、有利か、不利か」ということに目が奪われ、近道と正解ばかりを探してしまいがちです。
でも、人生の醍醐味はそういうものではなく自分なりの哲学をもとに、
道を切り開く喜びの中にあると私は思います。
<本田健>
自分なりの哲学を持つことは大切です。
哲学とは、それを軸として、堂々と生きていくことが出来るもののこと。
例えば我が家には家訓があります。
それは、幼い子どもたちの心に刻まれ、いつしか芽を出し、花を咲かせることでしょう。
一つ
人の短きを言わず
(人の欠点や悪口を言う無かれ)
一つ
己が長きを説かず
(自分の自慢話をする無かれ)
一つ
人に施して思わず
(人に何かしてあげても見返りを求めること無かれ)
一つ
人から施さるれば忘れず
(人から受けた恩は忘るること無かれ)
これが人見家の家訓です。
生きていく上で大切なことを幼き頃から刷り込んでおく。
大切なことです。
その昔会津藩には、什の誓いという教えがありました。
一、年長者の言ふことには背いてはなりませぬ。一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。一、虚言(ウソ)を言ふ事はなりませぬ。一、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。一、弱いものをいぢめてはなりませぬ。一、戸外でモノを食べてはなりませぬ。一、戸外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ。ならぬ事はならぬものです。
現代にはそぐわない事もありますが、最後の「ならぬ事はならぬものです」は、我が家でも言い続けていることです。
これらは、単なるお題目ではなく、生活の中でその真の意味を体験から感じ取ることで、魂がこもるのだと思います。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お