Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

kojinkai

高校生の新たなスタート。

2018.06.05 15:17

本来は高校生の受け入れはほとんど

行っていないのですが、ご紹介頂いたので

先週から指導がスタートした生徒さんがおります。


根本的には下克上の感覚であって、

まずは学校の予習が完璧にできることと、

傍用テキストが解きこなせる様になることの

2点をはっきりと目標に据えてもらい、

学習時間の目標設定の話や、ある程度バッサリと

平日の学習から切るべき内容など、

学習が苦手な子向けに初めに何を押さえて

学習を進めていくべきかという話をしました。


個人的には全く能力的には問題が見られず、

何か支配できる教材を増やしていって、

自信をつけていくこと、定期テストの対策を

この3週間で徹底して行い、狙った結果を出して

さらに自信を重ねていくこと、この2点を

目標に据えて学習をしてもらうこととしました。


西高の指導ははっきり九大以上を標榜しており、

内容的に難しいものも多かったりしますから、

一人でやっていると、真面目な子ほど

それに時間を取られて必要な学習を自分で

構築することが困難になっているケースも

少なくはありません。


「県一斉テストは一回捨てましょう。

範囲が広すぎるので、夏休みに一気に対策を固めます。

現状ですと、それら全てに力を注ぐのではなく、

範囲が狭い定期テストで確実に得点をして、

自信を持ち、夏休みの学習への足がかりとなる

自分の意識を整えていくことが大切でしょう。

また、通塾がスタートしたら、毎日1時までは学習してもらいます。

隙間時間も単語帳をチェックするなど、

受験生として当然の生活習慣を身につけてください。

先生は22時半くらいから学習をスタートし、

2時か3時までの学習を行っていましたが、

4時間〜5時間の時間は、帰宅後の時間を使えば

1時には就寝できる用意ができるはずです。

そういった学習リズムの中において、

通常行われる小テストは8割くらいをちゃんと

突破できる様に学習をしていくべきです。

まずは目の前のことから丁寧にやるべきなのです。

出来ないことは、どうせすぐにやっても出来ません。

時間がかかることはしばらく平日の学習から捨てましょう。

そういうのは土日に5時間以上時間をとってやれるときに

集中してやっていけばいいのです。」


メールアドレスなども教え、自宅学習をしている際にも

質問を飛ばしてもらえる様な体制も整えました。

これから、理科や社会についてもやり方を指示し、

スタートして初めての定期テストへ突入していきます。

結果を出していきましょう。

私も最下位付近の経験者ですから、苦労は分かります。

そして、気持ちの乗った学習を2〜3ヶ月も継続すれば

リズムが整ってきて、成果も出てくるはずです。