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「宇田川源流」【日本万歳】 エジプトで"日本式教育"が人気

2023.05.07 22:00

「宇田川源流」【日本万歳】 エジプトで"日本式教育"が人気

 皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。今年は5月1日・2日を休めば、9連休となった長期間の休みでした。多くの方が様々な所に行ったり、自宅でゆっくりしたりというように休みを満喫されたのではないでしょうか。なお、私が元居たマイカルのようなサービス業の人々や、観光地において活躍されている人々は、この時期は「書き入れ時」ですから、逆に連休だから毎日忙しかったという人もいたかもしれません。そのように考えれば、連休は様々な「日本人」の休みがあったのではないかと思います。

さて、その連休が終わり普段の内容に戻りますが、なかなか元に戻らないのが日本人のというか、どんな人間でもやはり休みの方が楽だし、嬉しいし、様々なことができるので、自分らしくいられたのではなおかと思います。それが元に戻るのですから、「マンデーブルー」などと言うのではなく、連休明けに「五月病」になってしまう人も少なくないのではないでしょうか。

そのように考えると、普段よりもかなり大きな「影響力」のあるのが、連休ということになるのかもしれません。かくいう、私自身、「ああ、連休明けは嫌だなあ」と思ってしまうものです。そのような中で、しっかりと今後も仕事をしてゆかなければならないのは、間違いがないところです。そこで、この連休中に報道された内容の中で、日本人のすばらしさをたたえるような内容を選び出し、そして、その中で日本のすばらしさを讃える文章を探したいと思ったものである。

とにかく「日本人は素晴らしい」というような感じをもって、そのうえで自分に自信をつけて何とかしなければならないのではないか。そのように考えれば、今回の記事は日本人のとって非常に素晴らしいものではないのか。

日本人の生活習慣や教育が、「他の国においても有用で、なおかつその国の子供の成長に大きく影響を与えた」ということになっているのである。そのように考えれば、日本人のすばらしさというのは本当にすごいし、そのような教育を受けてきた日本人であれば、自信を持って良いのかもしれないということになる。

エジプトで"日本式教育"が人気 生徒が自ら掃除、日直や学級会も「子供に変化」

 外遊中の岸田首相は、最初の訪問国エジプトでの首脳会談を終え、このあとアフリカのガーナに向かう予定。

 エジプトでは、日本政府の支援により、5年前から日本式の教育を取り入れた学校があり、子どもの生活態度が変わったと、人気になっている。

 小学校では、子どもたちが、日本の小学校と同じように生徒が自ら掃除している。

 エジプトでは、掃除は社会階層の低い人がすることという意識があり、当初は保護者の間で抵抗があったが、今では、子どもが家でも整理整頓するようになったと評価されている。

 生徒「(掃除すれば)楽しく過ごせるような気持ちになる。冒険している感じ」

 また、日直や学級会などを通して、主体的に取り組む姿勢も学んでいるという。

 日本式の学校は、現在51校だが、2022年の入学希望者は定員の5倍に達するほどの人気で、今後さらに増やしていくという。

2023年5月1日フジテレビ

https://www.fnn.jp/articles/FNN/522121

 今回の記事な、数年間にサウジアラビアで聞いた内容と同じである。イスラム教というのはインドのヒンズー教と並んで階級世界であり、その中では、「王族の子供」は、当然に、「召使を引き連れての登校」というようになる。そのようにならなくても、学校には学校の召使(雑用係)がいて、その内容が大きな問題になっているということになるのである。つまり、大人になってから「自分一人で何もできない」というような人が育ってしまうし、家の中でも何もできない子供が育ってしまうのである。そのようなマナーができないことで、国際的に信用を失うこともあるのだ。

サウジアラビアでは、このようなことから先代のアブドラ国王(故人)が推進し、日本流の教育を取り入れた。その為にサウジアラビアでは「日直」などの言葉がそのまま日本語で通じるようになっているのである。サウジアラビアでは、現在のサルマン国王もこの日本型教育を大きく推進し、また社会人の企業倫理や勤務態度なども日本流にしている。

現在日本では「働き方改革」などと言うことを言って、働かない方向に動いているが、サウジアラビアは、今まで産油国で税金もなかった国民が「働くことが楽しい」と言って、残業を喜んでいる状態なのである。ある意味で「モーレツ社員」は、現在はサウジアラビアのためにあるような状況になっているのである。

イスラム教という、男女の区別も大きく、また、階級意識が強く、そのうえ今まで働かないことが当然であるかのような国であったにもかかわらず、その子供たちに「自分で動くこと」を教育で入れているのである。

さて出は大統領制のエジプトも同じようになっている。日本は、「外国の真似ばかり」を推奨しているが、実際には多くの国が日本流を推奨している。中東は石油が徐々にでなくなってきていることや、すでにピークアウトしていること、または、地球環境上化石燃料の燃焼エネルギーを使わないというような状況になってきており、その場合、産業も特にないこれ等の中東の国々は非常に大きな問題になっているのである。

さて、私のような年代には、特に日本の教育は普通に行われてきた。ある意味で「あたりまえ」なのであるが、それが日本でできているので、そのまま出来ているのではないか。日本人は、少なくとも中東の各国には「必要な」ことを、既に男十年も饗から受けてきているのである。日本人のすばらしさは、そのような教育にあったのではないか。もう一度「働き方」などを見直してはいかがであろうか。