銀河模様の共生ハゼ
こんにちは。
AQUAMANです。
今回ご紹介する海水魚は、「ギンガハゼ」です。
顔~体中央にかけてキラキラした水色の斑点模様があるハゼです。この模様の見た目が「ギンガ」に似ていることから名前の由来になっています。また、以前にご紹介した「アケボノハゼ」「ニチリンダテハゼ」と同様に天皇陛下が和名を付けたそうです。
黄色い体色に水色の斑点模様が散りばめられた美しいハゼです。
ギンガハゼは共生ハゼの一種で、テッポウエビの仲間と共生することで有名です。エビがいなくても飼育できますが、性格が臆病なためできるだけ一緒に飼育してあげるといいです。
共生させる場合は、「ニシキテッポウエビ」がいいでしょう。
<飼育方法について>
簡単に飼育できる海水魚です。
小型のハゼなので水槽は小さくても大丈夫です。
共生ハゼなので砂を掘って巣を作ります。その為、底砂はサンゴ砂がいいです。
細かいパウダー状の砂だと掘ってライブロック等が傾いたり、倒れたりする場合があるのでできるだけ、パウダー状の砂と粗目の砂を混合して使用するといいでしょう。
餌は人工飼料を良く食べます。餌付けで困ることはないと思います。万が一、餌付かない場合は、ブラインシュリンプをスポイトを使って与えるとより効果的です。
餌はメガバイトレッドがお勧めです。
他種との混泳は、エビと共生させて飼育すれば問題ありません。しかし、単独飼育する場合は、性格が臆病なので気が強い海水魚と混泳するとちょっかいを出されてストレスを感じることがあります。
同種混泳はペアであれば問題ありません。ペアでなければ単独飼育しましょう。
サンゴとの相性は、問題ありません。しかし、砂を掘ってしまうのでレイアウトが崩壊してサンゴが落下する場合があります。そう言った面では注意が必要です。
ギンガハゼは、水質や水温変化による耐性はあります。だからと言って安心はできません。
水温は25℃前後をキープし、水質はろ材やスキマーなので安定させましょう。
最後に飼育における注意点です。
飛び出し注意!
水槽掃除をする時は特に飛び出す場合があるので注意して下さい。驚いたりすると飛び上がって水槽から出てしまうかもしれません。未然に防ぐため、できるだけ水槽掃除の際はフタを設置して防ぎましょう。
底砂の管理!
砂を掘って巣を作る習性から考えると底砂が汚れているとデトリタスが水中に舞ってします恐れがあります。入海する時は、底砂を掃除しておくといいです。一番の理想は、水槽立ち上げ後に入海するのでベストです。
この2つの注意点をクリアーすれば初心者でも簡単に飼育ができる海水魚です。