RIVALS EYE【第一節:遊劇!浪漫派FAMILIAR】
RIVAL'S EYEとは
ライバル達が熱いホンネをぶつけ合う
30リーグ参加団体による公式戦の観戦リポートです
今回は第一節『虹色りきゅーる×劇団天文座』を
遊撃!浪漫派FAMILIARがレポート
はたしてライバルはこの試合をどう観たのか?
【遊劇!浪漫派FAMILIAR観劇レポート】
まず評価ポイント
①発話
②身体
③感情
④脚本
⑤キャラクター
⑥音響
⑦照明
⑧世界観
⑨お客さんのウケ
⑩好み
をそれぞれ最高10点として点数を付けていかせてもらいます。
好みが入ったり、生意気な意見や批評になるかもしれませんがご容赦ください🙇♂️
・虹色りきゅーるさん
①発話 8
②身体 8
③感情 5
④脚本 7
⑤キャラクター 8
⑥音響 6
⑦照明 6
⑧世界観 10
⑨お客さんのウケ 5
⑩好み 7
70
しっとりとしたファンタジー世界の会話劇
30×30、1st向けでは無いという感想。
衣装に拘るなら素舞台だとBGMの豪華さが少しキツく感じる…後ろに平台なりで高さが少しでもあると変わった?
ても発展土途中で伸び代はある。
これがやりたいというはヒシヒシと伝わった。
けれども、ギリシャ神話を下地にしてるのはわかったけれど、わからない人に伝わったのかが観終わってからの疑問…女性的な微細な演技でファンタジー世界を構築してました。
衣装に拘っていましたが黒基調が多く、1stさんは黒いのでどうなのかと感じました…
ここからのスタートの虹色りきゅーるさん活躍に乞うご期待ですね!
・劇団天文座さん
評価ポイント
①発話5
②身体5
③感情8
④脚本5
⑤キャラクター8
⑥音響8
⑦照明8
⑧世界観7
⑨お客さんのウケ8
⑩好み7
70
圧巻の19人芝居。
荒々しくも勢いで突っ切る泥臭い漢臭い熱いエンタメ芝居。19人全員総出で歌うのは圧巻の一言!
ただ、その中で芝居を進めるのは良いがキャスト個人個人の滑舌と音量がアンバランスに感じました。
途中の地震、津波の描写は本当に必要があったのか…?
別の表現を探求してもよくない?
よくも悪くも勢いはあるので安定感があるように見える。けれども、本当に19人出す意味はあったのか?必要なのは実質半分位では?と思いました
キャスターの”忘れてはいけない”というセリフがキラーワードでありパンチラインになり得るのに、流れ気味になり悪い意味で浮いてしまった気がしますね。勢いで進む分、キャラクター達は必然的にそうなるのかが多く、良く言えばセカイ系な恋愛話になる。悪い意味だと自分勝手な若者の恋愛話に見えてしまう。
点と点を繋げてメリハリがあれば怖い存在になり得るかと!
総評
同門対決で女性らしい細微なファンタジーvs荒々しくも勢いで突っ切る泥臭い漢臭い熱いエンタメ芝居の真逆の戦いから開幕した30リーグ。個人的に2団体共に30×30らしからぬ作品だったと思いましたが、こういう珍しい戦いを見れるのもまた30リーグの面白さになるのでは?と思い感じさせられました。
後攻圧倒的有利の30×30で勝った虹色りきゅーるさんは次もこの勢いのまま勝てるのか…
逆に落としてはいけない戦いで落とした天文座さんは巻き返せるのか…D地区さんの存在がどうなるのか
次は演劇ユニット衝空館vs遊劇!浪漫派FAMILIARです
バトンは受け取りました!開幕戦はやや変化球気味の対決でしたが次戦はきっと王道な会話劇通しの対決になるのでは!?と勝手に言っておきます
遊劇!浪漫派FAMILIAR代表 牛島龍馬
※このレポートは劇団天文座さまが30リーグ脱退前に執筆して頂きました