ボクシングの歴史
2018.06.06 00:59
どうもこんにちは。阿加井秀樹です。
今回は前回に引き続き歴史について解説して行きたいと思います。
渡辺勇次郎が日本拳闘俱楽部(通称:日俱)を設立してから日本のボクシング界の幕が上がりました。
日俱はボクシングジムとして数多くのボクサーを育成し、練習生の中にはのちの帝国拳闘会の創立者である荻野貞行や、ピストン堀口といったスター選手を輩出しています。
ピストン堀口といえば日本ボクシングの人気の火付け役といっても過言ではありません。
1922年には靖国神社にある相撲場で日米拳闘大試合を開催し、翌年の関東大震災が起こるまで約1年にわたって定期的に開催されていました。
このことから、これまで見世物のような存在だったボクシングを本格的なスポーツと知らしめたのです。
日本初のアマチュア試合は1923年2月のこと。日俱師範だった臼田金太郎が東京上野の輪王寺内で学生拳闘試合を開催したことからはじまります。
翌年1924年には、東京日比谷公園音楽堂で初タイトルマッチとして第一回日本軽体重級拳闘選手権試合が開催され、日本王者が誕生しました。
現在は体格によって細かく分けられていますが、この時代は"軽体重級"という表し方なんですね。
私達の知らない時代にこのようにしてボクシングを広めようと頑張ってくれた偉大な方々のお陰で今現在ボクシングというスポーツを楽しめることができているというわけです。
感慨深いですね。
ではまた。
阿加井秀樹