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TEGが三十七億円の資金調達(シリーズA)、「eスポーツ」のチーム発足から世界進出

2023.05.09 00:05

【金融・スポーツ報道】 令和五年五月一日にTEG(代取:原康雄)は、世界で活躍できる『グローバル基準のeスポーツ』チームの立上げに向けた新事業を発足した。


四月二十七日に、事業連携企業から総額=約三十七億円(シリーズAラウンド)の資金調達実施を発表。併せて、タイ・バンコクへのRED°出店の基本合意により、海外も含めたグローバルでの成長に向けた取組みの環境が整ってきた事を受け、新事業の発足に至った。


二十日に都市型テーマパーク「RED° TOKYO TOWER(RTT)」は一周年を迎えた。



<世界展開の内容>

 eスポーツは、海外を中心にマーケットが急速に拡大中。アジアを中心にグローバルなエンタメ市場での成長を目指す同社にとって、非常に重要な取組むべき分野に据える。一方、日本のマーケットは未だ小さい。


eスポーツのチーム設立を皮切りに、RTT内の最先端のXR映像配信ができる「RTT SKYスタジアム」やeスポーツ「NETGEAR RED°アリーナ」、更には今後展開する他拠点等と保有資産を最大活用し、世界で通用するeスポーツのスタープレイヤ育成やeスポーツ大会、イベント開催、eスポーツ コミュニティ運営等の世界のeスポーツ市場獲得に向けた様々な取組みを進めていく。


チームの活動は、バンコク等で検討しているRED°の海外拠点と連携。海外でのトレーニングや大会参加、ファンイベント等を展開していく予定。また、グローバルで活動できる点を活かし、海外展開を進める日本企業や海外企業等と積極的なコラボを行っていく。



累計で四十一億円に

 約三十七億円の資金調達は、「第三者割当増資」と「コンバーティブル・ローン(コンバーティブル・デット)」。累計の資金調達額=約四十一億円


コンバーティブル・デット(convertible debt)とは、スタートアップの資金調達手法の一つ。投資家が、負債性資金で先行投資(債権者へ)。次いで、未来の「株式資金調達ラウンド」にて、債権を株式と交換する仕組み(株主へ)。


「シリーズAラウンド」は、スタートアップにとって最初の本格的な資金調達。通常「PMF(プロダクト マーケット フィット)」が要件。一定数の顧客がいる「プロトタイプの事業」を開発強化や販路開拓の為に資本調達する段階。


以下が今回の出資企業。

  1. イマジカ㈱
  2. サイフ㈱
  3. GCI Ventures Pte. Ltd.
  4. 日本たばこ産業㈱
  5. プロパティエージェント㈱
  6. ㈱丸一
  7. ㈱メディアクリエイトコミュニケーションズ
  8. ㈱Robot home

画像:TEG㈱、シリーズAとは?投資ラウンド、各フェーズの資金調達手法について徹底解説/マネーフォワード