九谷焼
2018.06.06 05:53
彩り豊かな九谷焼きを凪〜nagi〜でお取扱いするようになって、まだ、日が浅く、勉強することばかりです。
九谷と言われると加賀(石川県)で作られていたのかと思っていましたが、有田から九谷焼の破片が出土したことから、有田で作られたことが証明されました。
藍、緑、紫、黄、赤などの顔料をたっぷりと色濃く使用し、まるで油絵のような深みと重厚感が特徴的です。
「上絵付けを語らずして九谷はない」と言われるほどの素晴らしい装飾で、日本を代表する色絵陶磁器の一つと言えます。
上絵付けとは、本焼きした陶磁器の釉薬の上に、顔料で文様を描き、再度、焼く技法のことで、九谷焼、有田焼などで広く用いられました。
これからも少しずつ九谷焼きをご紹介させていただきますが、私は、どうもお坊さんやお姫様など、人物が描かれているものが好きにはなれず…なので九谷特有のものはご紹介できないかもしれません。綺麗な風景と幾何学模様などが描かれたものをご紹介できたら…と思っています。
人物が描かれているものが登場したら、
あら、好みが変わったの…
なんて思ってください。