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カレントゲームベース

「ザ・ワン」を語る

2023.05.10 01:13

デュエルから新しく開発された「ザ・ワン」をカレントゲームで使用しまして、その使用感などをお伝えしようと思います。

性能やスペックなどはとりあえず本家HPや他の人のインプレをご覧になって頂いて、ここは「激流ドリフト」に絞っていきます。


買ってみたのはとりあえず0.08号と0.3号…

0.08号でやってみましたところ、チヌらしき魚に切られ散々な目に。大物のマダイも出るホームでは0.3号を使う事にしました。

PEと同じポリエチレンを原料に、"フュージョン加工"によってモノラインにしたもので、0.3号で5.6lbとかなりの強力。


まず最初に好印象というかビックリ嬉しいのは、その飛距離です。軽量ジグ単がかなり飛びます。

やはり軽くしなやか柔らかく、スベスベのモノライン、こんなラインは今まで無かったです。

そして「水との摩擦」の少なさが驚きです。

これまでの"高比重ライン"の考えとは違う、「水抵抗の少なさ」によって沈んでいく原理です。逆転の発想ですね。

"線径"による抵抗は思った以上にあって、比重1.7のフロロラインであっても0.8号やら1.0号になると潮流に流され沈まないジグヘッド重量があります。

それに比べてザ・ワン0.3号では大幅に軽い0.6gや0.8gでも快適なドリフト可能な重量です。

逆に考えると強風時に1.0gや1.2gを使えば、今まで諦めていた風の元でも潮流にあったドリフトが可能という事です。


激流エリアでのドリフトの操作性は、水上の風ハラミやら水中でのラインのたるみも殆ど無く、ジグヘッドの存在感やチョンチョンアクションも快適です。ロッドから出ているラインの方向に、ちゃんとジグヘッドが存在しているのが分かります。

かなり「切って沈む」ラインですね。


肝心の感度ですが、「衝撃アタリ」はまあまあ有ります。少したるんでも伝わっている気がします。

コッとかツンとかのアタリですね。エステルと同程度、ポリアリレートよりは劣るかなと言った感じ。

しかしPEはたるむと全く伝達しないですがザ・ワンはかなり伝達します。

「感触アタリ」…マダイが噛んだ感とかアジがヌルっと飲んだ感とかメバルがカサっと咥えた感とかはなんとか分かります。フロロやポリアリレートに多少劣るかな…です。しかし感触が分かるラインはほとんど無いので素晴らしいですね。

特筆すべきは「荷重アタリ」ですね!!

エステルよりも更に伸びない軽いモノライン、という性質によって、ザ・ワン独特のジワリアタリやス…アタリ、魚が咥えて潮上に泳げばラインが抵抗によってジワリとする、潮下に泳げばス…っとなる、違和感レベルのアタリが分かります。

これはかなり独特で戦力になりました!


とりあえずの使用感ですが、これから新たな発見があれは更新していきます。