フランクフルトにいます
あと2ヶ月で帰国です。
2017年9月より約一年間、文化庁新進芸術家海外研修生としてドイツ、フランクフルトに滞在しています。
留学を考えたのは2016年の7月頃でした。
それまで自分が留学することはあまり考えていなかったのですが、ある尊敬する演奏家に強く留学することを薦められ、それをきっかけに「このまま留学せずに演奏家をしてて後に後悔しないか?」ということを真面目に考えはじめました。
自分は「現代曲をよく弾くチェリスト」として活動していて、これからも自分の得意分野、ライフワークとして取り組んでいきたいと思っています。
そこで、現代曲を専門的に演奏するチェリストに習いたい、と考えて以前レッスンを受けたことのある、Michael Kasper氏にコンタクトをとりました。彼は現代音楽を専門とするEnsemble Modernのチェロ奏者です。
↓2013年にレッスンを受けた、トーキョーワンダーサイトでのイベントHP
http://www.tokyoartsandspace.jp/archive/2013/02/post-134.shtml
ミヒャエルさん。たぶん身長2メートル近くある
2016年11月にフランクフルトへ行き、2回ほどレッスンを受け(リゲティ:チェロソナタ、ベリオ:セクエンツァXIV、細川俊夫:線II)、文化庁への申し込みに必要な受入証明書を書いてもらいました。
(ちなみにこの時、フランクフルト行きの飛行機でチェロ席を買ってるにも関わらず添乗員にチェロを持って行かれそうになったり、泊まったホテルが中央駅付近のカジノの横で治安が悪かったり、と大変でした)
その後文化庁の面接、マインドツリー「全曲初演」などなどありましたが、2017年9月26日からフランクフルトでの生活が始まりました。
少しずつ振り返っていきたいと思います、、!