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アメリカの大学

2023.05.08 03:09

音楽大学への留学というと

昔からヨーロッパというイメージが強いです。


実際、周りの方や先生など

「なぜアメリカなの?」


と、よく聞かれましたが

娘にしてみると、色々考え

自分なりに先を見据えた結果

「英語圏のアメリカに行きたい」


と決めたようです。


今年の9月から

インディアナ大学ジェイコブズ音楽院へ

2年間の入学が決まりました。


ボストン音楽院と締切前日まで悩んでいたので

ハラハラでした。


何より私が驚いたのが

"スカラーシップ"(奨学金)


「もう、気持ちがある程度固まってるなら

なんでもギリギリ提出はやめてよー」


とわたしは言ってたのですが、

スカラーシップの交渉をしていたようです。


そんなこと出来るんだ。。


と思ってネットで検索すると


「別の大学からより多額の奨学金を提示されているが、

貴大学からもう少し奨学金をもらえるならば、

貴大学に行きたいと思う」とか、


「きっと入学するので、もう少し出してほしい」

など、そう言った内容を伝えると、

奨学金の額がアップすることもあります。


と書いてありました。


さすが、交渉の国!


でも、いつまでもそんな事して

合格取消しとかにならないの??


と、私なんかはヒヤヒヤです💦



でも、結果

最初に提示されていた金額より

8,500ドル副賞として追加していただける事になりました。


もう1校の方からは

ありがたいことに授業料の85%も

スカラーシップとして提示していただいてたので

家族や自分自身の後の生活の負担を考えて

それで迷っていたようです。



現地に住むアメリカの人たちにとっても

大学進学は授業料や物価なども高騰して

真剣に学びたいと思っていても

大変厳しい状況だそう。



しかし、一方で

こういう奨学金制度というものがしっかりあるので

お金が払えないからまず無理!と、諦める前に

精一杯努力して、

それをいかにわかってもらえるよう、

学校側にアピールする。


そうすれば、それなりに考えてくれる余地がある。


希望を持てる国なんだなぁとつくづく思いました。



娘のこのタフさや交渉術は

少し見習うべきところか…😓