全部、嘘。
・墓場で転ぶと霊が憑く
・夜中に口笛を吹くと蛇が出る
・生きているうちに墓を建てたら早く死ぬ
・位牌を処分したら祟られる
・墓じまいするとバチがあたる
・お墓を改葬、移動するとよくないことが起こる
・ひとつの仏壇に他家の位牌を入れるのは亡くなった人に失礼
・墓石が欠けたら頭痛が出る
・鬼門にトイレがあると病人が出る
・北枕は縁起が悪い
・家を建てると死人が出る
・霊柩車を見たら親指を隠さないと親の死に目に会えない
・自分の死を口にすると寿命が縮まる
・分骨すると亡くなった人が成仏できない
・仏壇なしで位牌を置くと亡くなった人が落ち着けない
・墓石に染みが出ているのは不幸の始まり
・供養してくれる人がいないと成仏できない
・墓じまいすると家が絶える
・お墓がないと成仏できない
・葬儀場でお葬式をしないと成仏できない
・お坊さんにお経をあげてもらわないと三途の川を渡れない
・遺品を捨てるとバチがあたる
・値段の高い戒名をつけてもらうと成仏が早い
・南向きのお墓を建てると家が繁栄する
・人は死んだ後お墓の中で暮らす
以上、これらよく言い伝えられていることは全て迷信。噓八百です。
理性的に考えれば「そんなはずない」と分かるはずなのですが、古から田舎や家系で伝達されてきたり、宗教の教えに染まった結果、それがあたかも真実だと思い込んでしまっているのでしょう。
誤った因習や教義は絶対に広めてはいけません。特に成仏に関する迷信は即刻払拭すべき。
例えば最後の「人は死んだ後お墓の中で暮らす」。これを信じていると死後、成仏が遅くなります。
人は死んだら幽界へ行くものなのですが、この迷信を信じていると、死んだあといつまでも墓石の前に佇むことになってしまいます。
お墓へ足を運んだところで成仏もできませんしお迎えも来ません。そういった存在が幽霊となり生者に目撃され騒がれるのです。
迷信を真理だと思い込むと現世でも不自由を感じたり損をする羽目になりますが、死んだ後にもその影響が顕著に表れ死者を翻弄させます。
一度脳内にインプットされた教えを除去するのは難しいかもしれませんが、素敵な死後ライフを送るためにも今の内に誤謬を完全に抹消しましょう。
そして後世には真実のみを言い伝えるのです。