死後にまつわること7
【死の苦しみ】
「死ぬ瞬間、苦しくはないのか?」
誰しも一度はこう思ったことがあるでしょう。
そこで、断言します。『苦しみは微塵も感じません!』
死の瞬間は『強烈な睡魔に襲われたような眠たい状態』になります。
スーッと寝落ちする感覚となり苦しみは一切ありません。
それは病死でも事故死でも同じ。
表面的には苦しみにもがくような顔でも、それは周囲の思い込みにすぎないのです。
当人は眠くて眠くて仕方ない。そのような状況下なのです。
因みに自殺は死の前も、死の最中も、死の後も、肉体的・精神的に苦痛が続くので、苦しまないなら自殺しようという選択はやめましょう。
100%後悔します。
【警察】
あの世にも現世でいう警察のような組織が存在します。
現世にいた頃から悪人・罪人だった者は死んだからといって改心するわけではありません。
ですからそんな者たちを収監する警察や刑務所のような場所があるのです。
あの世の刑務所では改心するまで絶対に逃げられません。
人や社会のせいにしていくら正当化しようとしても、己を見つめ反省しなければいけません。
あの世に時間の概念はないので、刑期など当然ありません。
そこで反省するまで上の世界へ行くことは不可能なのです。
肉体がなく心の内は明け透けなので考えていることは全て読まれています。
ですから、現世の犯罪者のように「反省したふり」をしても通用しません。
【保育園】
あの世でオロオロと彷徨っている子供は一人もいません。
保育園のような所があり、そこで親のように親身にお世話をしてくれる保育士さんのような存在がいるのです。
それは生前から子供好きだったり、何らかの理由で子を身籠ることができなかった魂たちが担っています。
【サナトリウム】
あの世には魂を癒すサナトリウムのような所があります。
生前長い車椅子生活を送っていた人や、長期の闘病生活で寝たきりだった人など要は障害者であった魂たちが行く場所。
あの世では肉体がないので、動けなかった人たちも自由に移動することができます。
しかし逝った直後では現世の感覚をまだ引きずっているので、すぐには完全元通りというわけにはいきません。
そこで、サナトリウムには看護師さんやトレーナーさんのような存在がいるので、その魂たちがリハビリのようなことをしてサポートしてくれます。
因みに、精神的な障害をもった人たちもサナトリウムに来て癒しをもらい、本来の自分を取り戻していきます。