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「杉でつくる家具」公式サイト

東京・檜原村 杉家具ワークショップ開催のお知らせ

2023.05.09 05:24

2023年6月3日(土)に東京の檜原村で林業を営む「東京チェンソーズ」と杉家具ワークショップを共同開催します。

会場は、東京で(島しょ部をのぞく)で唯一の村として名高い檜原(ひのはら)村。 都心から2時間、村の9割が森林に囲まれている自然豊かなエリアです。

午前中は森を歩きながら、森の話と林業の話を聞き、その後「V字脚の背もたれ付き小椅子」をノコギリや電動ドリルで作ります。身の回りにある木のことを学んで、その木を使ったものづくりを体験いただけます。

写真はこれまで行ってきたワークショップの風景です。

長丁場ですが、じっくりゆっくりと取り組むので、最後は皆さん充実した様子でスツールに座って談笑するのが杉家具ワークショップの醍醐味です。


上記写真は、東京チェンソーズさんたちの仕事風景です。

普段なかなか聞くことのできない森林の話、これまでの林業の話、東京チェンソーズさんが描くこれからの林業の話も聞ける貴重な機会になるのではないでしょうか。

(※今回のツアーに伐採見学は含まれません)

私たちの「杉でつくる家具」のこれまでの活動で、実際の針葉樹の森に入り、林業の現場に足を踏み入れることがなかったため、今回のコラボは私たち自身もとても楽しみです!

ご興味ある方はぜひご検討ください!


以下開催概要です。

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※定員8名の予約制です。定員に達し次第締め切りとなりますので、ご参加を検討される方は、お早めにお申し込みください。

※6月10日(土)に雨天延期となったため、直前申込を受付中です。参加希望の方は、本ウェブサイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。

イベントの詳細はこちら(東京チェンソーズウェブサイトへ)

https://tokyo-chainsaws.jp/monomono/

◎開催日:2023年6月3日(土)  ※雨天延期 予備日6月10日(土)

◎会 場:株式会社東京チェンソーズ所有林

◎集合場所:払沢の滝駐車場

      〒190-0200東京都西多摩郡檜原村5554

      ※集合場所からは乗り合わせにて会場へ移動致します。

◎参加費:税込 16,500 円(当日現金にて決済)

◎定 員:8 名(予約制)(最小催行人数:4名)

     ※定員になり次第締め切りとさせていただきます。

◎対 象:大人向けですが、小学生から参加できます。

     ※小学生が参加される際は、保護者の同席をお願いします。

◎服 装:長袖長ズボン、履き慣れたスニーカー

     ※山の中での開催となりますので、肌の露出がないようにしてください。

◎持ち物:飲み物、レジャーシート、防寒着(朝夕は少し肌寒いです)

◎申込締切日:5月31日(水)

◎共 催:株式会社東京チェンソーズ、有限会社モノ・モノ


◎タイムスケジュール

9:15       払沢の滝駐車場集合

9:15 – 9:45    ご挨拶(弊社所有林入口まで乗り合わせにて車移動)

9:45 – 10:45  山の散策(作業道を歩きながら森のこと、木のこと、林業のこと、東京チェンソーズの取り組みについての話)   

10:45 – 12:15  杉材の特徴の話、ノコギリレクチャー、材料カット

12:15 – 13:00  お昼休憩 (地元の食材を使ったお弁当をご用意しております)

13:00 – 15:30  電動ドリルレクチャー、組み立て、サンドペーパー、仕上げ

15:30 – 16:00  振り返り(焚き火を囲みながら行います)

16:00 – 16:30  移動・解散(車or徒歩)

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◎ワークショップ課題

「V字脚の背もたれ付き小椅子」

サイズ:幅400×高550×奥行390mm(座面高 380mm)

デザイン:KAKデザイングループ(1953年)

製作時間:約4時間、中級者向け

撮影:吉崎貴幸(提供:グラフィック社)

※お持ち帰り用の袋をご用意しています。

V字脚の構造が特徴的な小さな椅子。脚部の先端が細くなっているので、多少凹凸のある地面でも脚が食い込み、安定感があります。やや低めの座面(38cm)は、座ったまま煮炊きしたり、ナイフワークなどの作業に適しています。小さいながら背当てがあるので、スツールよりも腰が疲れにくく、たき火を囲む際などリラックスした状態で座れます。



◎講師プロフィール

森の案内人担当:吉田尚樹(よしだ・なおき)

株式会社東京チェンソーズ 執行役員

1978年、東京都杉並区出身。アメリカ・マカレスター大学文化人類学部卒。外資系コンサルティング会社に8年勤務後、「社会と自分にとって意義のある仕事」を求め、2010年、東京チェンソーズに転職。苗木の植え付けや下草刈り、間伐、といった林業の現場作業を経験した後、現在は販売部門を統括。木を1本余すことなく使い切る“1本まるごと販売”では空間デザイナーや設計士と組んで都市部に“森”を届ける。プライベートでは檜原村・湯久保地区の眺めの良い家に家族4人暮らし。地域のお祭りに参加するのはもちろん、消防団にも所属する。

◎東京チェンソーズ ホームページ 

https://tokyo-chainsaws.jp/



ワークショップ担当:大沼勇樹(おおぬま・ゆうき)

DIYデザイナー(gyutto design代表)

1987 年山形県生まれ。千葉大学工学部デザイン工学科を卒業後、東京都立城南職業能力開発センター 木工技術科で家具製作を学ぶ。2013 年、「使い手とともにつくる」をテーマに参加型の特注家具製作を行うブランド「gyutto design」を設立し、工具のおもしろさ、つくることの楽しさを伝える活動を続けている。書籍『杉でつくる家具』では作品製作・工程解説・撮影を担当。