野菜や果物

一級品と言われる野菜や果物。

これは薄利多売用のと違い、たくさん育てた中から、そのうちの一つを一級品にするため、成長の悪い他のものを早いうちに刈り取り、その一つに栄養を集中させるというもの。

メロンなんかは、特にこの方法が多いという。

また、水や養分を存分に与えるわけでなく、厳しい環境の中で成長するからこそ、糖分を多く含みうまみある野菜や果物が出来るとの一説も。

刈り取られたそれらは、残念だが加工品として別の食材に生まれ変わるか、アウトレット品や、訳あり品として流れていくのだろう。

一級品と刈り取られるその他多くには、必ず各、理由があるものだ。

それにしても、昔、食べた一粒400円のマスカットの味が忘れられない。