小6算数総合テスト。
2023.05.10 01:00
目の前の課題に全力投球できる、というのは
本当に強い素質だと思います。
私は小学生に賢さだけを求めることは
ありませんし、小学生時点で完成
されている必要もないと思ってます。
ただ、その中において光る才能というのは
必ずあります。
今回も様々な変化がありました。
まず、1位の子が変動しました。
その子は入塾当初は下から2位。
しかし、普段の課題、小テストに
一切の手抜きがなく、
昨年はまだ助走段階でしたが、
この子は必ず伸びる確信が
ありました。
次に、難易度の高いチャレンジ問題を
攻略していた数名。点数にして
60点あたりの子がほとんどでしたが、
それは、計算、小問でのミスが
起因していました。
しかし、これまでの実力では
突破してなかった問題を
きちんと思考して解決した跡が
しっかり見られる解答に
成長を感じました。
それぞれに成長点が見られる
良い試験だったと思います。
点数以上に、どう考えようとしたか、
そして、解説を見て、
どう納得したか。
テストは過程でしかありません。
ただ、結果には、それぞれが
どのようにその単元の中身を
本質的に理解したかが反映されます。
やっぱり、結果が伴わない努力には
何かしらの欠陥があります。
分かってないことを、分かったことにして、
曖昧な演習をしています。
自分には何ができ、何が出来ないか、
というメタ的な認知能力を
いかに育てられるか?
次回総合テストまでに、
また新しいテーマとして、
それぞれの子に考えて欲しい
テーマの一つですし、私の
指導のテーマでもあります。