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(有)小川屋

「角右衛門 純米吟醸 一穂積仕込み」

2023.05.10 00:31

「角右衛門 純米吟醸 一穂積仕込み」

(株式会社木村酒造/秋田県湯沢市)

酒米:「一穂積」100%
精米歩合:55%
酵母:協会1401号
アルコール度数:16.5%
価格:1,800mℓ 3,520円(税込)
※本日5月10日解禁!ただ今入荷したばかりなので、試飲後にテイスティングコメントを加筆します。

●蔵元公式コメント
果実を連想させる含み香、雑味少なく爽快でフレッシュな旨味。程よい酸と絶妙な苦渋のフィニッシュが食欲を進めます。重ねる杯数と変化する温度帯で様々な表情を見せるお酒です。

●テイスティングコメント ※5/12加筆
香りはほのかに感じられる程度で控えめ。 口当たりは爽やかでサッパリとしていて、軽やかな旨味があります。後半に「一穂積」らしい酸が伸びて広がり、苦味が味の輪郭をキュッと引き締めていました。
幅広い温度帯でお楽しみいただけますが、当店スタッフとしては常温に近いくらいの温度がおすすめ。香味のバランスがさらに良くなり、旨味が絶妙なボリュームで楽しめるだけでなく、口に含んだときの旨味と甘味の広がり方が◎でした!  






【小川屋スタッフから】
木村酒造さんの特約店限定銘柄「角右衛門(かくえもん)」。このシリーズには通年定番酒として、純米大吟醸の赤ラベルや今日ご紹介した青ラベルなどがあります。この青ラベルは味わいと価格ともにバランスがよく、当店でとても人気のあるお酒のひとつです。長く愛されている定番商品で、ご自宅用・ご贈答用によくお求めいただいています。

令和3酒造年度からはやや辛口になり、昨年冬には酵母が変更されるなど、時代の流れに合わせてマイナーチェンジがいくつかありました。しかし、今回は大きな変更点があり、今回から酒米が「五百万石」から「一穂積」に切り替わっています。

「一穂積」は秋田県が開発して2020年にデビューしたばかりの酒米です。木村酒造さんではハイクラスの「福小町 純米大吟醸 一穂積 極」や、年に一度の特別酒「別誂 福小町 一穂積 純米吟醸」でこの酒米が使われており、いずれも本当に上質な仕上がりでした。木村酒造さんは「一穂積」と好相性なのだろうなと思っていたので、今回の酒米変更にも合点がいきます。

なお、1.8ℓ瓶はすべて「一穂積」仕込みに切り替わりましたが、当店で在庫のある720mℓ瓶はまだ「五百万石」です。今なら新旧青ラベルの飲み比べもできますので、ファンの方はぜひお試しください!