第268話:ヴリンダーヴァナの雨季と秋(8):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』
2018.06.07 23:07
鶴は湖の岸辺に住み続けました。
その岸辺は
雨季を通じ不安定になるのに。
まるで心の汚れた物質的な人物が、
いつも家に住み続けるようなものです。
そこにはたくさんの不安や問題があるのに。
インドラがその力で雨を降らせた時、
洪水によって畑にある灌漑の防波堤が決壊しました。
まるでカリユガで無神論者の偽の理論が、
ヴェーダが禁じる境界線を
破ってしまうようなものです。
雲は風で駆り立てられて、
すべての生命体の恩恵となる甘露の水をもたらしました。
まさに、
ブラーフマナの宣教師から教えをもらった王が
市民からの寄付を配るようなものです。
…つづく
(10巻20章22-24節)