台風の日のしょっぱいできごと
皆様、こんばんは。
ずんです。ご訪問ありがとうございます。
そろそろ梅雨の季節、気分が滅入りがちになりますが
気を取り直して元気にいきましょう。
季節外れの台風ネタで恐縮ですが、思い出したもので
ボケ防止のために綴っていこうと思います。
しばしお付き合いを・・・
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僕の育った町は、福岡の片田舎で、
今では市内のベッドタウンになっていて
栄えているが、当時は自然が多いのどかな町だった。
僕の中学校は、僕たちの小学校区の一部と、
もう1校の小学校区の子たちが通ていた。
もう1校のほうは、田舎町の中でも
比較的栄えていて、そこの子たちは
どことなくませていて、情報量も多かった。
小学生のうちからギターを弾いていたり
洋楽に詳しかったり、塾に行っていたり
ゲームセンターに行っていたり、
男子でもネックレスをしていたり・・・
それに比べて、僕たちは周りが田んぼばかりの
地区で、いつも外で走り回って遊んでいるような
無邪気で、馬鹿なことを競い合って喜んでいる
子供だった。
そんな僕たちを、彼らは少し小馬鹿にして、
また親しみを込めて?、
M(僕たちの地区の名前)軍団と呼んでいた。
M軍団のメンバーは、僕を入れて6人だったが、
ウマが合わない者同士がいて1人離脱。
5人がメンバーで、その内4人が野球部だった。
僕らが小中学生のころは、男子は野球、
女子はバレーボールかテニスが
主たる人気のスポーツだった。
テレビで中継されるスポーツは、
当時、野球かゴルフくらなもので
テレビの影響は当然に大きいものがあった。
TVアニメ・・・正確には僕らの時代はTV漫画
(アニメという言葉が一般的になってきたのは
僕が小6年以降くらいか?)でも、男子向けには
圧倒的に野球漫画が多かった。
巨人の星をはじめ、アパッチ野球軍、
侍ジャイアンツ、ドカベン、野球狂の詩
あげればきりがない。
しかし、昔はテレビ漫画や特撮ものの種類は豊富
だったな・・・・話がそれてすみません
特に田舎育ちの僕らに選択肢はなかった。
M軍団の一人、Yは卓球部だったが、
卓球が得意というわけではなく、
運動がさほど得意ではなかったために
野球を断念したのだった。
(決して卓球が簡単なスポーツと言ってる
わけではないのでご勘弁を・・)
一人っ子でちょっとわがままなT
読書好きで、少々意地悪なI、
いじられキャラのU、そして僕。
先にも書いたが、僕らはお馬鹿で下品なことが
大好きで、本当に無邪気な男子だった。
特にT、I、Uは、お調子者で、下半身を
あらわにすることにためらいはなく、
いつだったか、Iがパンツを下ろしてお尻を
見せた際に、お尻の穴のところに
トイレットペーパーのかすが付いているのを
見つけてみんなでゲラゲラ笑ったり、
僕が階段を上っていると、Tが後ろからいきなり
お尻に顔をくっつけてきて、スイカの匂いがすると
言って騒いだり、
Uが、うんこがしたいと個室に入るときに
ふざけて一緒に入ると、迷惑そうにしながらも
構わず用を足し始めたり(和式のトイレ)と
今では、女性の前では口にすることが憚れるような
ことを喜んでやっていたものだ。
そんな、お気楽な中学校生活をおくっている
中2の夏の終わりのころ、僕に悲劇がおきた。
その日、台風が接近してきているということで、
部活は中止となり、授業後帰ることになった。
僕たちが住んでいる地区は、学校から歩いて
30分ほどかかる場所だった。
風がだんだんと強まって、時折突風が吹くなか
帰っていると、軍団のなかのUがおしっこが
したくなったと言い出した。
我慢しながら歩いていたのだが、限界にきたらしく
道と並行して流れている川べりに立って
ズボンのチャックを下ろして放尿し始めたのだ。
昔は、今ほど安全性に対してシビアではなく、
また区画整理中ということもあり、川面から
3メートルほどの高さにある道路にガードレールがなかった。
僕たちは、面白がってUを後ろからつついて
からかっていた。身動きが取れないU。
抵抗できるのは口だけ。
やめろと言っても、素直にやめるわけがない。
ますます面白がってつついていたその時、
ビュッ
突風が正面から吹いた。
それまで、川の方へ下降放物線を描いていた
Uのおしっこが風にのり、上昇放物線に
切り替わった。
その軌道が変わったおしっこの先がこちらへ。
スローモーションのようにその光景を記憶しているのだが、
まずいと思いつつも現実の時間は一瞬で、
僕の顔面へ直撃したのだった。
悪いことをすると、必ずしっぺ返し
いや、しっこ返しがくるという
苦い、いや、しょっぱい思い出だった。
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最後までありがとうございました。