ハーフ。
家内の祖母が他界致しまして、一昨日・昨日と葬儀の為に臨時休業させて頂きました。
享年96歳という事に加え、最後は脈がユックリ静まって行くという文句無しの大往生。
96年前と言えば?と調べてみた所「ソ連誕生の年」という事で・・・感覚として掴めぬ程に昔ですね。
そのバアちゃんの約100年に比べれば10年や20年前など「最近」なのかもしれませんが、
風雨に晒され結構ボロボロになった試用期間10年未満のナイロンバッグは時間の経過を突きつけて来ます。
ベルトはカチカチになり色は褪せ、サイドポケットの中にはいつ入れたのか記憶から完全に消え、
ゴム紐やビニール袋やがポロポロと出て来る此奴は、エクストラサイクルのロングテール用バッグ「フリーローダー」。
まだまだ現役バリバリで使えていますので買い替える積りなど全く無いのですが、
コレだけ使ったらまぁ充分元は取ったかな、という気もします。
と、そんなロングテールバイクのバッグ、基本的には専用品を使う事になりまして選択肢も然程多く無く、
エクストラサイクル社の純正品を使うか、SurlyのBigdummy用を使うか、もしくは作ってしまうかといった様な塩梅で、
何れの選択にしても中々に安からぬコストを喰う所で御座います。
しかも専用バッグは皆々「左右セット売り」。
子供乗せを主目的として使われる方などであれば、必ずしも左右必要という事は無く、
片方売りがあればバッグ導入コストが下げられるのになぁ、と思ったりする事屡。
そこにポロリと天から降って来た此奴、Surlyのビッグダミー用バッグ「Dummy-Bag」。
此方も勿論左右セット売りの製品なのですが、工場の梱包ミスにより左用2個入りで納品されたのです。
左右で形状が結構違いますので無理矢理左右に振り分ける、というのも無理があります。
ならばコレを機会に「左用片方売り」という選択にしてみようという話。
そもそもエクストラサイクルの純正バッグに不満を持ったSurlyのDaveが防水性・拡張性・耐久性を強化して作ったダミーバッグ。
全てのギミックを理解するだけでも結構時間が掛かるパズルの様なバッグですが味方につけるとコレほど頼もしい存在も無い。
しかも定価も左右セットで¥24,000(税別)とエクストラサイクル製品よりも割安な設定だったのが、
片方のみなら半額・・・ではなく更に一声お安く御案内。
・Surly Dummy-bag(左のみ) ¥11,000(税込み)
後日記:完売致しました!
注意点としては、本製品はビッグダミーやフリーラディカルキットなど「LT1」と呼ばれる旧規格にそった製品である事。
つまり現行のロングテールキット「Leap」やロングテール完成車「Edgerunner」には対応しておりません。
ただまぁ・・・付属のベルト類を用いてアアしてコウすればリープでも使えるだろうなぁ、
と個人的には思ったりしますが、そこは御自身でお考え頂くか店頭で聞いて頂くか、という事で。
梅雨の雨対策ついでに防水性と実用性に秀でたダミーバッグ片方売り、是非御検討あれ!