【保存版】歴史が苦手な子にオススメの3つの勉強法!オリジナルプリントもご紹介!
勉強犬LINEに「歴史の勉強の仕方を教えてください」という質問がありました。良い質問です。早速ブログネタとして活用させていただきましょう。
歴史って好きな子は好きで、知らぬ間に頭の中にもう知識が入っちゃってたりしますよね。好きな漫画やアニメやゲームの登場人物やイベントをすぐに覚えられるのと同様に。まぁ、なんでもそんな状態が理想ではあります。好きの力って大きいんです。
質問者の方は、こういう質問を送るということは、逆にきっと歴史に苦手意識があるのでしょう。そのつもりで話を進めていきます。
歴史というのは遥か昔から今に続く壮大な物語。見方を少し変えれば「覚えなきゃいけない面倒なもの」じゃなくワクワクドキドキのエンターテイメントになるのです。それに、知らぬせいで損はあれど、知っていて損することはあんまりないでしょう。できればやっぱりテストでも点をとりたいですしね。
ではどんな方法があるのか、早速紹介していきたいと思います。3つに絞りました。参りましょう。
1、理想は興味を持つこと
上記でも述べた通り、歴史に興味を持てれば最高です。そうなれば勝手に知識は増えていくでしょう。「それが難しいんだよ」と思うかもしれませんが、少し時間的に余裕がある場合は、まず試してみてください。
ではまず自分の興味あるものを思い出してみましょう。漫画?ゲーム?YouTube?どうですか?何かしらあるでしょう。見つけたら、なんでそこに興味があるのか考えてみてください。なるべく具体的にですよ。
戦いが好きだから。何か作るのが好きだから。歌が好きだから。なんでもいいです。見つけたら、それを歴史と結びつけてみましょう。
戦いが好きなあなたはたとえば「日本三大合戦」を調べてみるのはどうでしょう。日本三大合戦とは、筑後川の戦い(1359年南朝と北朝の戦い!天皇vs天皇!)、川中島の戦い(軍神上杉謙信vs甲斐の虎武田信玄!双方が勝利を主張!?)、関ヶ原の戦い(天下分け目の超決戦!)のことです。そこで興味が湧けば前後の物語から歴史を深く知ることができます。戦いには理由がありますからね。
何か作るのが好きなら、モノの起源を知るのはどうでしょう。今じゃ当たり前の電話や飛行機やコンクリートはいつ発明されたのでしょう。そこにも発明家や研究者たちの意地のストーリーがあります。また、なぜそれが作られたのかを知ることで歴史を深く知ることができるでしょう。
歌が好きなら、歌がいつできたのか気になりませんか?我々はいつ歌を手に入れたのでしょう。実際それについての詳しいことはまだわかっていないのですが、楽譜として残っている一番古い歌はなんと紀元前14世紀(3400年前!)のものでシュメール人が神様について歌った歌のようです。ただその楽譜はもちろん今のものとは違っていてあんまり読めないみたいです。
もし自分の好きなものからつなげて歴史の中にウズっとするものを見つけられたら、それが興味の種です。そこからどんどん情報という名の水を注いでやれば、そのうち花が咲くでしょう。
大事なのはきっかけです。ある一点で「歴史面白い!」となれば、そこから派生していくことは大いに考えられます。まずは歴史を好きになるきっかけ作りに励みましょう。
その助けになるかわからないですが、宇宙誕生からを記した超年表を置いておきます。興味を持てる部分を探してみましょう。
また、興味を持つきっかけとして「歴史漫画」を利用する手もあります。左のリンクのように出版社が出している歴史の漫画はもちろん、キングダムとかるろうに剣心とか本物のエンタメ漫画でも良いのです。絵付きで物語が楽しめるので最高です。オススメをいくつか載せておきます。
楽しみながら歴史も学べるオススメ漫画!
- キングダム(古代中国の話)
- るろうに剣心(幕末から明治)
- センゴク(戦国時代)
- ちるらん(幕末)
- 信長協奏曲(戦国、安土桃山)
- 阿・吽(平安時代)
- 応天の門(平安時代)
「いやいや、どこにも興味を持てない」というあなた。そんなあなたは、まずなんでも面白がる練習をしなければなりません。色んなことに興味を持つ力って実はすごく大切なんです。早いうちからコツコツ磨いておきましょう。
「いやいや、興味を持っている時間がない!」という場合は潔く次のステップに参りましょう。
2、大きな情報から覚えていく
ここからはいわば暗記の方法論です。
人や場合によってものを覚える効果的な方法は異なりますが、歴史における推奨の覚え方は「大きな情報から覚えていく」ということですね。
大きな情報というのは、時代区分や有名人です。例えば以下の年表をご覧ください。
年表の上の方にある黄色いところに書いてあるのが時代区分です。縄文時代とか弥生時代とか江戸時代みたいなやつですね。歴史を勉強していく上ではその時代区分が目次代わりです。一番先に覚えましょう。
縄文弥生古墳飛鳥奈良平安鎌倉…と言えるようになったら、それぞれがどんな時代か、どんな風に始まってどんな風に終わったのかを調べると良いでしょう。後の世の人がわかりやすいように作ったのが時代区分です。そこには何かしらの始まりと終わりの目印があるはずです(古い時代だと大体の場合がありますがそれも歴史の楽しいところですね)。
また、歴史を彩る有名人に注目するのも良いです。
歴史という大型ドラマには数多くの大物が登場します。名前を聞いたことがある人も多いでしょう。その人が何をやったのか確認をする際に、「なんでやったのか」まで意識できると最高の歴史の勉強になります。試してみてください。
大事なことなのでもう一度言いましょう。大きい情報から細かい情報の順で覚えていく。これが暗記のコツです。
一応江戸時代までの各時代の特色を学べる「タイムトラベラーシリーズ」とAKG &TKGのアイドルシリーズを貼っておきますね。活用してくれたら嬉しいです。
さぁ、最後の勉強法に参りましょう。
3、技を使う
最後にご紹介するのは技です。
技というのは俗に言う暗記術みたいなものです。世には沢山の暗記術がありますが、歴史と相性がいいのは語呂合わせかなと思います。いい国(1192)作ろう鎌倉幕府ってみんな言えますよね(1192年は頼朝が征夷大将軍に任命された年。今は諸国に守護地頭を配置する権限を手に入れた1185年を鎌倉幕府成立の年とすることが多いです)。
というわけで、語呂合わせ年表を作りました。最後はもう力技で覚えてしまいましょう。でも、本当はそこに秘められた物語があること、忘れないでくださいね。
我々が過去を学ぶのは、未来をより良くするためです。プラスアルファ楽しめたなら最高です。ここまでの勉強法、ぜひ使ってみてください。さ、できることからすぐ始めましょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
私たちもいつか歴史になるからね。