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ICT&電子工作、諸々の備忘録(仮)

温度センサーモジュールを使ってみる(その1)

2018.06.09 02:56

ラズベリーパイで温度測定をするのにいろいろと調べてみた。


測定条件:

 ・広範囲な温度が測定できるもの

 ・センサーは食品や液体にも安心して使用できるもの


結論としてセンサーはサーモカップル(熱電対)でそれに対応した変換モジュールにします。

アマゾンで良さそうなものが見つかったので早速試してみることに。



MAX31855というICを使用した熱電対モジュールで、ほぼ2㎝×2㎝程度の大きさ

ラズベリーパイとのインターフェースはSPIによるシリアル通信。

SPIはOSレベルで対応されているのでハードウェアをあまり意識しなくても使えそうです。



サーモカップルとは別に内部温度センサを持ち、冷接点補償も備えた優れた温度モジュールです。

そして価格も安い。


いろいろと調べてみたところ、米国のAdafruitという会社がPython用ライブラリーを公開していたので有難く使わせて頂きました。



↓の「Clone or download」をクリックしてライブラリーをダウンロード


落としたZIPファイルを右クリックで解凍。


解凍した中身を見ると、「setup.py」というファイルがあったのでPythonで実行してみたら

cmdが無いと怒られた(笑)

helpを参照してみることに。



オプションに「install」があると出てきたので

sudo python3 setup.py install

と実行。


今度は上手く進みライブラリーがインストールできたようです。



次回は、本題のハードウェアの接続です。