第五期第十話 秩父のくノ一 其の二
あらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
秩父の山中で鬼蜥蜴と抗戦中の桔梗。我が子を取り返さんと必死の鬼の言霊に翻弄される、その危機に飄太と鈴華が駆けつける。一方、茨木童子の復活を目論んでいたはずのイクシマ童子だが邪王丸の報告に好からぬ事を画策する。呪符の鬼を捜査する善風は唯一の生存者・加奈から話を聞くも「夢は呪い」の言葉に憤りを感じるのであった。
キャスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
舞風飄太・忍者烈風/柳川公輔
舞風サクラ/桜羽未華
早風弦斗/小倉直寛
月妃鈴華/月妃しおり
邪王丸/伊東タケノリ
金剛童子/金原裕三
月霞桔梗/神里まつり
岡事木加奈/竹内理栄
善風 巧/筒井 巧
白月 護/萩原佐代子
宝台蛮児/植村喜八郎
スタッフ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
企画・原案・製作総指揮/木川泰宏
脚本・監督/ 木川泰宏 VFX監督/児玉ともじ
初回放送 2018年6月9日(土)朝7時30分~
初回放送局 TOKYO-MX2(地デジ093)
「秩父のくノ一」編いかがだったでしょうか?飄太をセンターにトリプルチェンジ!桔梗の初武装!と今回もTHEヒーロー番組!といった見所満載でしたがお楽しみいただけましたでしょうか?
どうです、この並び!変身直前シーン大好き担当が声を出して大喜び!何度観てもカッコいいです(自画自賛)
さてさて、カッコいいバトルの裏では様々なドラマが展開中です。忍者烈風 第五期もいよいよ佳境、各々の思惑やストーリーの点が線に繋がっていく・・・そんな感じですが(全ての回収は乞うご期待!ということで)
まずは鬼サイド。左腕一派の金剛童子は岩鬼を封じた者を探しながらイクシマ童子に「なぜ(人鬼である)右腕に協力するのか問いだします。そして右腕の茨木童子の命で烏天狗の鎧について実験調査する邪王丸、右腕一派のフィクサーであると信じているイクシマ童子に全てを報告しますが・・・
「強大な力を持った上位の鬼たちが殆どいない今、自由を謳歌できる。茨木童子や酒呑童子など力を持ったクダらない連中に復活されても困るんだよ」
な、なんと・・・右でも左でもないイクシマ様の本心が今回見え隠れしています。いよいよもって一枚岩ではない鬼たちに第三の思惑が浮上したのです。
「何が伝説上の魔物だ・・・きっちりこの世にいるじゃねえか」
はじめは鬼の存在を信じていなかった蛮児は、同門の先輩である盾螢さんから鬼や烏天狗について話を聞かされ、恐怖に怯えます、が、そこは怪しい宝探し屋・宝台蛮児。このまま怯え暮らすだけじゃなさそうです。
加奈から事件の経緯を聞く善風とサクラたち。呪符の鬼討伐のため、烏天狗たちがいよいよ動き出します。しかし、いつも冷静沈着の刑事・善風さんですが今回の件に関してはなにやら憤っているのです。
「確かにカッコええセリフやろ・・・でもそんなことあるか!夢なんか叶えられへんかってって死ぬ理由になってたまるか!」
エピソードに登場した鬼をご紹介するコーナー!その名も「鬼図解ノ書」!!ドドン!!
今回の鬼は鬼蜥蜴(おにとかげ)
鬼蜥蜴・・・鬼 8.25尺/53.3貫 トカゲに憑依し生まれた式鬼神だが、トカゲの生態の名残で何度か産卵を繰り返した末に鬼と化した。鬼の言霊に問い返した人の脳を麻痺させ、動けなくなった人を骨まで食らう食欲旺盛な鬼。主に女性、特に気位が高い女性の気品や誇りを好み餌にする。恐怖心を煽るというより言霊を聞いた人の心を諭し食われても仕方なしと惑わせる。そのためか鬼の中では言葉使いが丁寧。民家の付近(特に水周り)に石のような卵を産み落とす。卵自体は言葉を発しないが孵化直前に奇妙な音を出し人を引き寄せ成長の糧とする。
本編では、桔梗に奪われた自身の産んだ卵を取り返すために現れる。
言葉使いは古語で物腰柔らか、一人称は妾(わらわ)で産卵する鬼蜥蜴ちゃんですが、実は雌雄同体。一度の産む数は一個ですが産卵周期は不明なので、もしかしたらあなたの家の付近にも烏天狗が見逃した卵がまだあるのかもしれませんね。
「人の世では生きる為に食う事は悪い事では無いと聞きました」
そうなんだけどさ!!それ言われても黙って「はいそうですね」って素直に食われたくはないです!!
血を吸う仏像の封印を解こうと無差別に人間を襲う幻影丸。鬼と烏天狗の秘密を知った蛮児は何かを企てる。一方「夢は呪い」その言葉に憤りを隠せない善風、そして語られる彼の過去。呪符の鬼を倒すため烏天狗たちは動き出す!
次回「追い詰める鬼」です。お楽しみに!
武蔵忍法伝 忍者烈風は毎週土曜日朝7:30よりTOKYO-MX2にて絶賛放送中です!!
(見逃し配信は初回放送の翌週金曜夕方から二週間限定で配信です!!)