理解への熱量と比。
中1生は、小学生3年から通う子が
ほとんど、1人は小6から、
2人は中1からという構成です。
現時点では、やはり
小3からの子達が
頭ひとつ抜けている感じですが、
小6からの子も、今回の模試で
明らかな成長を感じられる
偏差値をとりました。
今おそらく一番タイミング的に
エネルギーが必要になっているのは
中1からの通塾組です。
課題が辛いタイミングも
現時点では多いかもしれませんが、
まあそれもあと1ヶ月ほどかと。
しばらく授業止めますから。
さて、スタートアップの模試。
偏差値20台からスタートした
ある子が今猛烈な追い上げを
見せています。
「絶対何とかしたい」という
本人の希望があり、タイミング的に
可能であれば土曜日も来て、
月曜日も1時間早くきてもらい、
基礎演習を重ねてゆきます。
計算事項だけはようやく
全体に追いつき、式さえ組めれば
計算し切るだけの力が
備わってきました。
この子は、入塾段階では
新しく入った子も含めてほとんど
最下位からのスタート、
小中学生含めて全体でも
かなり後方からのスタートです。
しかしながら、言葉にはいつも
力があります。
「もうちょっとやっとく?」
「はい。」
「ガッツあるね。」
「はい!」
色々まだ学習には方法面での
指導も必要かと思いますが、
そこが整うと一気に加速しそうな
才を感じられます。
スポーツ一本でがんがんやってきた
性質が、その子の源泉に
あるのかなと思います。
さすがに県でもトップの
環境でやってきただけあり、
妥協がない、反復の意義を
心得ている、指導者の
放つ言葉の大切さを
理解しようとする、
このような点に伸び代を感じる
面白い子だなと思いました。
中学生以降、必要なのは
才能ももちろんのこと、
必ず、信念のようなものと、
確かな方法が伴うことが
肝心です。
すぐに追いつきはしないと
思いますが、猛追し、
追いつく日もそんなに
遠くはないかもしれませんね。