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寝すぎに注意

2023.05.29 23:00

皆様は平均睡眠時間何時間でしょうか?

私は4月の中旬頃から忙しく、平均睡眠時間が5時間以下になってしまったことがきっかけで、どういうわけか今も睡眠時間5時間以下の日々が続いています。

もっと長く寝たいのですが、寝すぎも良くない。毎日8時間以上眠ると死亡率が30%高くなるという研究結果もあります。寝すぎると動脈硬化や糖尿病など生活習慣病の発症リスクもアップしてしまいます。

 

寝すぎは全く体によくなかった

睡眠不足以上に寝過ぎは体に悪いとされています。

すでに「寝すぎ」に関する問題については、医学的なデータがすでに沢山発表されていますが、長期間にわたって寝すぎが習慣化してしまうと体だけでなく脳の働きにまで深刻なダメージを与える危険性があります。

米国心臓学会の研究結果によりますと、長期間にわたって毎日8時間以上眠ると心臓疾患のリスクを高める危険性があり、死亡リスクが30%アップすることが明らかになっています。

他にもいろいろと寝すぎによるデメリットはありますが、主だったものは以下のとおりです。

・鬱のリスクを高める

・ホルモンバランスが乱れる

・自律神経のバランスが乱れる

・糖尿病のリスクを高める

・太りやすい体質になる

・心臓に負担を与える

・疲れやすくなる

 

なぜ人は寝すぎてしまうのか?

寝すぎてしまう人の中には一度起きてもすぐにまた寝てしまう方が少なくありません。

二度寝も15分程度であれば心と体をリラックスさせ、良い影響を与えてもくれますが、トータルで睡眠時間が8時間以上となれば体に良くありません。

 

 

寝つきが悪いと寝すぎてしまう?

寝貯めするかのように寝すぎてしまう原因の一つとして、寝付きの問題があります。

平日は布団に入った瞬間に仕事のことなど不安なことを考えてしまい、思うように寝つけないといった問題に苦しめられている人が非常に多いです。

寝すぎは様々な体調不良を引き起こす!

 

寝すぎる原因は睡眠の質の低下!

先にのべたとおり、不安を抱えた状態では中々寝つけませんし、仮に眠りに入れたとしても深い眠りには入れませんので、脳が満足できる休息状態になることができません。

すると呼吸や心拍がおかしくなり、それが全身へと広がっていくことになります。

浅い眠りを続けると体内時計や自律神経がおかしなくり、ホルモンバランスが崩れます。

メラトニンのような催眠・生体リズムの調節作用があるホルモンの分泌がおかしくなると、細胞に致命的なダメージを与える活性酸素を除去する働きが次第に鈍化していきます。

このため余計にストレスに対する抵抗感が生まれ、疲労とストレスがとてつもなく大きくなってしまいます。

このため平日しっかり眠ることができないと週末は昼まで寝てしまうことになります。

これが長期化すると寝すぎが習慣化してしまうので、平日もしっかり眠れるように睡眠の質を高め、週末は平日よりも1時間程度長く寝るにとどめると良いでしょう。

 

寝すぎるとなぜ体にわるいのか?!

しかも、どれけ寝ても疲れがとれずに一日を過ごすことになります。

最終的には何をするにもやる気が起こらなくなり、ひたすらぼっ~と過ごすことになりますので要注意です。

こうなると動くのが億劫になり、通勤以外は体を動かさなくなってしまうケースも少なくありません。

特に地方にお住まいになられている方の場合車通勤だとほとんど歩かない生活を送ることになるので致命的な運動不足状態になりやすいです。

そうなると血液の流れが著しく悪化することとなり、動脈硬化が進んで高血圧や糖尿病などの生活習慣病を発症させてしまうリスクが大きくなります。

睡眠は7時間程度が理想で、8時間を超えてくると先に述べたとおり死亡リスクが30%もアップします。

 

寝すぎないために何時間寝れば良いのか?!

また、最近の研究結果により、寝過ぎは脳にも深刻なダメージを与えることが明らかになっています。

特に脳の老化が急速に進むこととなり、認知症の発症リスクが高まります。

過去5年間で睡眠時間が8時間を超えている人は言語記憶以外すべての認知テストが平均よりも下回っていることが明らかになっています。

睡眠は長くてもダメですし、短くてもいけません。では適切な睡眠時間は何位時間かといいますと、実は人によって適切な睡眠時間が微妙に異なります。

ですので、一概に8時間たっぷり寝れば良いというわけにもいきません。

人によっては5時間程度でよかったり、反対に10時間程度(大谷翔平投手は12時間寝ているようです)寝たほうが良い場合もありますが、7時間が良いとする声が圧倒的に大きいのが現状です。

 

寝すぎもダメだが睡眠時間が短すぎるのもだめ?!

いつの時代もナポレオンやレオナルド・ダ・ヴィンチなどの偉人を引き合いにだして、短時間睡眠を推す動きがありますが、さすがにここ数年は異常でしたね。

依然テレビで2~3時間程度しか寝ないで生活されている人の特集をやっていましたが、明らかに心と体のバランスがおかしくなっている印象を受けました。

睡眠不足によって脳が強いストレスを受けることとなり、脳の働きが著しく悪化します。とくに記憶力は顕著で一気に悪化することになります。

寝る前の「不安」取り除き、グッスリ眠る方法

 

寝すぎて体に良いことはまったくないことがお分かりいただければ幸いです。

もっと長く寝たいのはやまやまですがなんでも適度が一番ですね。