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自然は素晴らしい

2023.05.13 08:30

Facebook今野 華都子さん投稿記事

人は人によって傷つき、人によって救われ決して一人ではたどり着けない真のステージへ昇る。本当に悲しい時は言葉も出ないし、泣くことも出来ない。

先日円覚寺の横田南嶺老師のお話の中で東日本大震災の被災者で宮城県からきた高校生の男の子の話が有りました。

震災から7年小学4年生の時あの大地震、津波に遭い、お母様を亡くされたそうです。

お母様は車に家族の着替えを沢山載ていたそうです。

一緒にいらした担任の先生は老師にまだこの子は、涙が出ないんです…!と仰つたという。

老師の話も、男子高校生の話も、そこにいた人皆、涙を流して聴いているのに、その高校生は、自分でも、涙がでないんですと。

私にも昔そんなことが有りました。

はじめて授かった子は死んで産れました。赤ちゃんの声が聞こえる産院に入院しているのは辛かろうとの配慮で傷心のまま実家に戻りました。

その翌日、最愛の父が事故で目の前で亡くなります。神様のくださる試練は時にはこの身には辛すぎました。

ただ呆然とし、二人の一緒の葬式の日の記憶は断片しか有りません。

しばらく経って納骨の時も私もお墓の中に埋けてと言っていたそうです。

体中の力が無くなり、呼吸すらどうしていいのかわからなく、無気力になり、思い出すだけで胸が締め付けられ過呼吸になり、どうやって生きていったらいいのか、、。死ぬことが身近にあり良いことなんて1つも思いつかない。

心を失った自分の抜け殻を両手で抱きしめるだけの時間を過ごしました。

自分の内側の悲しみだけに浸っていました。きっとその時間が必要だったのでしょう。

幸いに自然がいっぱいの場所に暮らし、ある朝目が覚めれば小鳥の声が聴えました。

どのくらいの時間が経ったのでしょう。小鳥は四季折々に鳴いていてくれていたのです。

やまの水は流れ、山吹の花は道の側に咲いて、山百合の花にバトンタッチをしていたのです。

その間は、生きながら死んでいたのです。ああ〜自然は移り変わるのだ、

子も父も光りになって見ていてくれるのだ こんなにも美しい中に生かされていたのだ

やっと生きている色が見えはじめてました。起きてしまったことはどうしようもない。

分かってる。

でもと自分の中で繰り返し続けて やっと「悲しい」と人に話せるようになった。その時何度でも同じ話を聞いてくれた人がいた。

「分かった」とか言わないて。「面倒だ」ともいわないで 涙が溢れてくるまで忍耐強く聞いてくれた。

私の心が立ち上がるまでどうしようもない心をささえてくれた。

大切な人を亡くし、心を無くし 例えば、一番信頼していた人に傷つけられても

人によって寄り添ってくれる愛を受け取り人によって生きる力を取り戻せるのです。

人は人を傷つけるけれども、人から救われるのです。

粉々になった脆い心は何度も傷ついて全てを脱ぎ捨て穏やかに変容し地球の真のみ魂となるのです。

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Twitterで「あなたがそこで生きる理由」(高橋佳子著)のプレゼントに応募したら、当たってしまいました。感謝です♡

内容紹介

当たり前のように生きている「私」。 ごく自然に繰り返される日常。 実は、その奥には、私たちがまだ知らない深い意味と必然が息づいています。 それは、あなたがこれまで、人生の中で経験してきたすべてと結びついています。 この人生だけではなく、もっと昔、あなたの記憶にない、遙かな過去にもつながっているのです。 あなたは、この世界にただ1人の存在。同じ人間は、ほかに1人としていません。 あなたには、誰も否定できない、確かな「存在理由」があります。 言葉を換えれば、「あなたにしか果たせない使命がある」ということです。 そのことに気づいたとき、あなたの意識、あなたの日常、あなたの人生は、根本から劇的に一変するでしょう。 それは私自身の実感であり、確信でもあります。 「こんな未来が来るなんて、考えたこともなかった」 「自分が本当にこうなるんて、今も信じられない」 私が人生を伴走させていただいた方々の実際の言葉です。その変貌は、考えることも、思いつくことさえできなかった新たな未来だったと、万に及ぶ方々が口々に語られているのです。 この本は、あなたが、あなただけの「使命」を見つけるための本です。 「使命」とは、国や人々を救ったり、新たな時代を先頭に立って切り開いたりするようなものだけではありません。地域でも、職場でも、家庭でも、あるいは様々な人とのつながりにおいて、なくてはならない役割──。人生の中で、あなただけが果たせる「使命」が必ず存在しているのです。 本書には、異なる個性を抱いた5人の人物が登場しますが、ぜひ、その方々とご自身を心の中で重ね合わせながら、読み進めていただければと思います。 その1人、あるいは複数の人の中に、あなたはきっと自分自身の姿を発見することができるはずです。 そして、本書を手がかりに、自らの「現実」を問い直し、「心」の深層を紐解き、「魂」の秘密を尋ねてゆく中で、あなたは、今、ここで生きている「理由」、自らが果たすべき、人生の「使命」を確かに手にすることができるに違いありません。(本書 「プロローグ」より抜粋)

Facebookごとう 孝二さん投稿記事  「お母さんの宝物」

助産師の内田美智子さんは、2500人以上の赤ちゃんの出産に立ち会ってきたベテラン助産師です。そんな内田さんが、母親学級などでよくお話しされているのが、この「おかあさんの宝物」というお話です。

「おかあさんの宝物」自分の目の前に子どもがいるという状況を当たり前だと思わないでほしいんです。

自分が子どもを授かったこと、子どもが「ママ、大好き」と言ってまとわりついてくることは、奇跡と奇跡が重なり合ってそこに存在するのだと知ってほしいと思うんですね。

そのことを知らせるために、私は死産をした

1人のお母さんの話をするんです。そのお母さんは、出産予定日の前日に胎動がないというので来院されました。

急いでエコーで調べたら、すでに赤ちゃんの心臓は止まっていました。

胎内で亡くなった赤ちゃんは異物に変わります。

早く出さないとお母さんの体に異常が起こってきます。

でも、産んでもなんの喜びもない赤ちゃんを産むのは大変なことなんです。

普段なら私たち助産師は、陣痛が5時間でも10時間でも、ずっと付き合って

お母さんの腰をさすって「頑張りぃ。元気な赤ちゃんに会えるから頑張りぃ」と励ましますが、死産をするお母さんにはかける言葉がありません。

赤ちゃんが元気に生まれてきた時の分娩室は賑やかですが、死産のときは本当に静かです。

しーんとした中に、お母さんの泣く声だけが響くんですよ。

そのお母さんは分娩室で胸に抱いた後「一晩抱っこして寝ていいですか」と言いました。

明日にはお葬式をしないといけない。

せめて今晩一晩だけでも抱っこしていたいというのです。

私たちは「いいですよ」と言って、赤ちゃんにきれいな服を着せて、お母さんの部屋に連れていきました。

その日の夜、看護師が様子を見に行くと、お母さんは月明かりに照らされてベッドの上に座り、子どもを抱いていました。

「大丈夫ですか」と声をかけると、「いまね、この子におっぱいあげていたんですよ」と答えました。

よく見ると、お母さんはじわっと零(こぼ)れてくるお乳を指で掬(すく)って、赤ちゃんの口元まで運んでいたのです。

死産であっても、胎盤が外れた瞬間にホルモンの働きでお乳が出始めます。

死産したお母さんの場合、お乳が張らないような薬を飲ませて止めますが、すぐには止まりません。

そのお母さんも、赤ちゃんを抱いていたらじわっとお乳が滲んできたので、それを飲ませようとしていたのです。飲ませてあげたかったのでしょうね。

死産の子であっても、お母さんにとって子どもは宝物なんです。

生きている子ならなおさらです。

一晩中泣きやまなかったりすると「ああ、うるさいな」と思うかもしれませんが、それこそ母親にとって最高に幸せなことなんですよ。

母親学級でこういう話をすると、涙を流すお母さんがたくさんいます。

でも、その涙は浄化の涙で、自分に授かった命を慈しもうという気持ちに変わります。

「そんな辛い思いをしながら子どもを産む人がいるのなら私も頑張ろう」

「お乳を飲ませるのは幸せなことなんだな」と前向きになって、

母性のスイッチが入るんですね。奇跡と奇跡が重なり合って今、命が生きている。


【少子化・核家族の不安】

和多志は 学生・ママでした。2回生の時 受胎の喜びに預かりました。

出産で休学はしたくなかったので 実家に帰らないで頑張るつもりでした。

予定日が近づくほど 初めての経験への不安が募り、急遽実家に帰ることにしました。

出産場所は実家に一任。

兄嫁がお世話になった 助産婦さんのところに決まりました。

助産婦さんは 予定日が近づくと 人工的に陣痛を起こす薬を処方しました。

初産で 子宮の口が硬いままの陣痛は 激しい苦痛を伴い前期破水で緊急入院になりました。

医師は静かな怒りを示し「母親も 胎児も命の保証ができない」と宣言しました。

一晩中点滴を受けながら 押し寄せる陣痛に苦しみ、ようやく新しい命が誕生!!

「よく生まれてきたね」と涙が溢れました。

医師は「自然は素晴らしい」の一言

新米ママのスタート今振り返れば 不安に満ちたスタートです。

子育ては「未知との遭遇」育児書に頼れば現実の愛子を見失います。

自分の内に子育て地図を培う必要があります。