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第270話:ヴリンダーヴァナの雨季と秋(10):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.06.10 08:52

雨が降ると、

主は時々ある洞穴か

木に空いている穴に入って、

遊んだり根っこや果実を食べたりしていた。


主クリシュナは、

家から持たされた炊いたご飯と

ヨーグルトを、

主サンカルシャナの交際者と

主と常に一緒に食事をする牛飼いの少年たちと

一緒に食べたものでした。


彼らは水辺の大きな石に皆で

座って食べました。


主クリシュナは、

芝生の上に座り

目を閉じて草を食べている満足そうな

牡牛、子牛、雌牛、たちを見ました。


雌牛たちは重い乳房という荷物に疲れていました。


永遠に続く偉大な幸福の源、

ヴリンダーヴァナの雨季の美しさと富を見て、

主はその季節に全身全霊で敬意を捧げました。


この季節は

主の内的エネルギーの拡張体でした。



…つづく

(10巻20章28-31節)