初夏の夜の夢
Maribrengaëlです。
今月もうすぐ「夏至」がありますね。ということは、今まさに太陽のエネルギーが、最大に向かっているということです。日本は梅雨に突入し、連日しとしと雨が降っているので、風薫る5月より内に籠るような雰囲気を醸し出していますが、とんでもない!今日は、風の星座である双子座の新月ですし、ぱっちりと目を覚ましましょうね!夏至に向かっていく時、北半球では太陽の出ている時間がどんどん長くなっていきます。日本では、冬とくらべて3時間くらいの差でしかありませんが、それでも夏至を境に、陽がまた短くなっていくのは寂しくなるものです。今は、太陽が1年で一番エネルギッシュな時、なんだか噛みしめて実感しながら過ごしたくなりますね。
こんな時期、宇宙からの力の影響を受けて、「不思議な夢」を見やすくなると思います。寝ている状態というのは、顕在意識がスリープ状態でも、潜在意識が目を覚ましている状態、とも言われています。もちろん、現実でよほど衝撃的だったり印象的な出来事、強烈な願望があると、その残像で夢が構成されたりするのですが、良質な睡眠を取った時に見る夢は、潜在意識が元となって構成されています。この時期、その部分への扉が開かれやすい状態になります。やはり科学的にも、太陽の光を浴びている人と浴びていない人の精神状態を調べると、浴びている人のほうがポジティブになるように、太陽が人体へ与えるパワーというのは計り知れないんですね。毎年夏至の日にはイギリスのストーンヘンジをはじめ、各地で祝祭が行われるのは、「妖精や精霊の力が最大になる」と信じられているのですが、どうやら科学的に言うと、太陽から授かる不思議な力、のようです。
そういえば1年前くらいにこんなことがありました。夢に実家の近所の稲荷神社(先祖から大事にしている神社です)が出てきて、社の後ろがガヤガヤしているんです。この社の後ろに何かあったけ?と思ってみてみたら、林の中を古い階段が続いました。そして、開けた所に、日本の昔ながらの中華飯店。油で薄汚れた窓から、チャーハンを作っているおじさんが見えます。人が結構並んでいて、こんなところにお店があったんだ!と思いながら横目に進んでいくと、先がさらに開けて隕石の落ちたあとのような窪んだところにローマ風のコロッセウムが遺跡のような感じでありました。私は上から見下ろす感じで。これ、すごく映画「君の名は。」っぽいんですけど、私はまだ観る前だったんですよね。しばらくたって、たまたま母に「この前面白い夢みて~」という話をしたら、「お母さんも面白い夢みた。○○稲荷の裏に古いスタジアムみたいなのがあって誰かのコンサートやってた。それが今時のスタジアムじゃなくて闘牛士とか戦っていそうな古いスタジアムで…」と話しだして共通点がありすぎてびっくり。あれは、確か去年の今頃の夏至前だったな…と。よく、神社などは特にエネルギーの通っている地場の高い場所に建てられていることが多いらしく、それを参拝者が神様を通して分けてもらっている、と聞いたことがあるんですが、その神社の後ろにもそんな道が通っているんでしょうか。なぜその場所が、私と母の夢に出てきたのかは、いまだに謎なんですが…。なんとも不思議な夏至前のお話でした。
夏至へ向かう時期+双子座の新月ということで、何かとリンクしたメッセージ性の強い夢を見たり、日常の目に見えないものに気づきやすいことから、いつもより疲れる、いつもより感情が乱れやすいと感じる人もいるかもしれません。そんな時は後回しにするものはして、深く考えずゆっくり休んで下さい。双子座は楽観主義な星座。なんとかなります。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 6/14 4:44 に新月となります。