Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

研修から見る会社の環境!あなたに合った会社選びと相性を判断するヒント

2022.04.07 13:19

皆さんが転職活動をしていて会社を選ぶに当たって

教育体制はどうなってる?ちゃんと育ててくれるの?と気にすることも多いと思います。


4月は研修期間の会社も多くて

今まさに研修をしている中でギャップを感じてしまっていたら

思っていた環境と違ったりして

なんとも言えないモヤモヤを抱えている人もいれば

必死に覚えてそれどころではない人

前向きに吸収することに全力な人と

色々な想いを持って受講しているでしょう。


入社前に情報が少なくて実体験をしてから抱く不安や

情報があったがズレがあっての不安

覚えられるかどうかわからないという仕事への不安など

これからどうなるのだろう?という不安からモヤモヤがきます。

もちろん、生活が変わり慣れていないからくる不安もありますが、なかなか自分では言葉に出来ませんよね。


そういった意味でも研修は


新卒採用の場合は非常に重要です。

未経験OKでの採用の場合も重要です。


経験者採用の場合はあまり気にすることではないです、教育前提で採用をしていないので。

オリエンテーションで社内の仕組みだけを教えるのはすぐに戦力になってくれるという前提だからです


今回の記事の目的は

研修の内容の視点を少し変えてみて、それまでは見えなかった会社の環境などの情報を得れるようになる事です。

疑問視点を持って「研修」を見ることで情報の幅が広がります。


営業研修など、そもそも何故コストをかけて研修をするのか?


人事も、研修を企画し実施するのは準備から当日、効果測定までとても工数がかかり、スケジュール調整や内部調整も大変ですので、むやみに増やしたりは出来ません。


何でもやればいいわけでもありません。

業務に必要だから、というのは当たり前ですが


それ以上に「課題を抱えているから」研修があるのです。


先輩社員や上長の育成や教育が完璧で

入社した社員や既存の社員も素晴らしいパフォーマンスを見せているとしたら

キャリアアップの為の研修は用意しますが

基本的な研修にはコストをかける必要はありません。 


採用における課題と研修の目的となる課題はほぼリンクしていますので

(とりあえずやっておけと効果を求めない場合でなければ) 


例えば

・営業力のある人材を採用しよう

=営業力を上げる研修をしよう 


・採用力自体のレベルを上げたい

=面接やリクルーターの研修をしよう


採用の時点で既にあなたのスキルが課題を解決できるレベルにある場合は

入社後に受ける研修を退屈に感じてしまう可能性もあります。


ただ、企業の抱える課題を知ることは

前記事にも書きましたが

就職活動を成功させるためにはとても重要になってきます。


あなたの武器も出来ますし、活躍する未来も描くヒントになります。 

その課題の解決が、あなた自身の課題解決と紐付けば、良い結果になりますね。 


自身のスキル向上の意味合いだけでなく

そういった企業の抱える課題を確認する姿勢はとても前向きなものですので

少し研修という存在の視点を変えてみてもいいかもしれません。


育ててくれるか?という視点だけでなく、本来その研修が存在する意味として、現在の環境を予想して

あなたに合っているかを判断するための一つの材料にもなりますし

そういう意味でも、就職活動の精度を上げることができるでしょう。


事前に詳細に知りたい場合などは、情報を持っている(収集できる立場にある)転職エージェントを活用することも手段の一つです。 


これから受ける研修も過去に受けた研修も理由があり、それが課題解決につながっていると理解出来れば

会社での視野も広がりますし、やるべきこともより明確になります。


会社が課題を抱えて困っている部分は、おそらく働く人にとってもしんどい部分ですからね。


その中で成長も見込めますが、合う合わない、求める求めないというのは入社前の判断ではあなたの人生のためにも必要で

決断をしたら全力で努力すれば良いと思います。


まだ決断していない未来に対して、負荷をかける必要はありません。

決断をしたいから、判断のための負荷をかけているという言い方もできます。


会社というものの現状を知り将来を見るための情報は色々なところにあります。

どういったことなのかを知ることも大切ですし、何事にも目的はありますので

目的を意識することで視点も変わります。


本質を見ていないと考えもズレた方向に進んでしまい、本質が自分の思考とズレがあるなら

それは働き難い環境なのかもしれません。


大きな情報は制度や仕組みにありますので、今回は研修を一例としてご紹介しました。

少しでも参考になれば幸いです。

2021.4.5

2022.4.7更新