憤り。
フィジカルパフォーマンストレーナーのイシイです。
東北地方も梅雨入りしました。
今日の話は、スポーツと全く関係がありません。(多分ないと思う)
東海道新幹線で起きた痛ましい事件。
こんなこと、許されていいはずがない。
もっとも、恐らく容疑者は自殺願望があり生きていくことに興味がなかったのだから判決が死刑であれば願ったり叶ったりかもしれない。
けれど。
何人たりとも誰かの命を奪っていい権利なんて持ち得ていないのだ。
さらに言うなら自ら命を絶つ権利すら、本来なら持ち得てはいけないと思う。
あなたが生きている今日は
昨日亡くなった誰かが生きたかった未来。
どんなにツラくても苦しくても生きていれば、生きてさえいれば……
でもそれは、死にたいほどの苦しさを味わっていない人の想いでしかないのだろうか。綺麗事でしかないのだろうか…。
死にたいほどの苦しさ、さえも千差満別。
所詮わかってあげることなんて出来ないのかもしれないけれど…それで片付けてしまうのは哀しすぎる。
なぜ、正義感の強い人が犠牲にならなければならない?そんなのおかしい。
容疑者のお母さん。
発達障害があった、なんて言わないで。
その『発達障害』という言葉が独り歩きし、全国の、全世界の発達障害と戦っている人たちが偏見の目で見られてしまうかもしれない。
本当に、本当に根底にその事があったとしても。どんな理由があっても誰かの命を奪っていい権利なんて絶対にない!!!!
甘ったれるな!
誰かを殺して自分も楽になろうだなんて、都合のいい話だ。殺される人にはそんな筋合いなんてないんだから。
どうしてもどうしても生きていくのがツラいなら…野生動物のように自分で自分の人生に静かに幕を下ろせる方法を考えて欲しい。
出来るだけ人様に掛ける迷惑は最小限に。
それでも忘れないで欲しい。
悲しむ人が必ず一人はいることを。
その人を悲しませる権利もあなたにはないことを忘れないで欲しい。
人間は弱くて、醜くて、脆くてワガママ。
それでもどこかに優しさや愛すべき部分があるから生きていける。
どんなに傷付いても苦しんでも、その先に希望は必ずあると信じたい。
その時は気付けないだけで、周りにはきっと助けてくれる人はいるということ。
人生ってステキなものですね、と言える人生を送りたいものです。
被害に遭われた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。。